ハイデルベルク滞在記

ドイツのハイデルベルクで半年間生活することになりました。生活の記録です。

133日目 -リンダーホーフ城-

今週末は、リンダーホーフ城ノイシュバンシュタイン城へのツアーに参加するためにミュンヘンへ行った。お城巡りに興味は無かったのだが、帰国が迫り、急に行っておかないと損な気がしてきて、金曜日に突発的にツアーに申し込んでしまったのだ。

 

ミュンヘンへはハイデルベルグからバスで。夜中の2時に出発し、6時半ごろ着いた。ミュンヘン駅に着くと油断していたのだが、着いたのはミュンヘンバスターミナル駅。これは、鉄道駅とは異なる。寝ぼけた頭で困ったなあと思ったのだが、意地でも海外パケット定額サービスを使いたくなかったので、ネットが無い状態で何とかしようと決意。適当に人の流れに乗って歩くと鉄道駅に着き、そこからミュンヘン駅まで電車に乗った。

ツアー開始までは駅構内のスタバで時間を潰した。ドイツに来てから回線契約をしていないので、旅先では常にWi-Fiスポットを探している。全店舗でフリーWi-Fiを提供するスタバとマックの偉大さが身に染みる。

 

ツアー集合時間は8:10。実は、ツアーに参加するのは初めて。バスの先頭の席を確保するため、20分前に現場へ行った。無事、2階建てバスの先頭に陣取り、8:30にツアースタート。今回のツアーはVELTRAでたまたま見つけた以下のもの。

ノイシュバンシュタイン城とリンダーホーフ城<終日/毎日/日本語イヤホンガイド/ミュンヘン発> | ミュンヘンの観光・オプショナルツアー専門 VELTRA(ベルトラ)

まずは、ミュンヘンから約100キロ離れたリンダーホーフ城へ向かった。ミュンヘンを発つと、しばらくはアウトバーンが続く。そのうち、ビルが消え去り、田園風景になってきた。

そして、目の前にいきなり現れたドイツアルプス

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この景色を見た時が、今回の旅で一番感動した。

この日は朝から天気が良くなかったのだが、いつの間にか青空が。

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走行するバスから撮影するのは初めてだったので、慣れるまで大変だった。

 

迫ってくる山々に感動していると、バスはリンダーホーフ城に到着。下車してチケット売り場に向かう。

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チケット売り場でチケットを買うバスガイドを待って、入場券をもらう。入場券をもらう際は、列に並んでいるといつまでたってももらえないので、ぐいぐい前に行ってもらう。集合時間を聞いて、いざお城へ。

チケット売り場からお城までは10分ほど歩く。その間に広がっている景色が本当に素晴らしい。

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バチバチ撮影して、お城に。思ったよりも、ずっと小さい。

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中央メガネの女性は今回のガイドさん。

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正面から。

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内部はツアーガイドとの見学のみ。ツアーはおそらく10分毎に行われており、チケットに時間が書いてある。内部は生憎写真撮影禁止でした。

中はほんとうに豪華で、ファンタジーの世界だった。ディテールが素晴らしく、ガラス戸の縁、ドアの取っ手、カーテンの裾など、どこを見ても可愛い。小さな宝石箱のようなお城だった。

お城からバスの駐車場へ戻るまでの風景。

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いい風景だったなあ。少し寒かったけれど、空気が澄んでいる感じがして気持ちよかった。

ツアーはこの後オーバーアマガウの街へ寄って、ノイシュバンシュタイン城へと続いた。これ以降は、また明日続編を載せます。

 

今日からウィンタータイムが施行され、日本との時差は、日本時間マイナス8時間になった。現在23時前。21時頃ミュンヘンから戻ってきた。帰りはさすがに電車で帰ってきたのだが、それでも疲れた。今日はもう寝ます。日本のみなさま良い一日を。