ハイデルベルク滞在記

ドイツのハイデルベルクで半年間生活することになりました。生活の記録です。

32日目 -スーパーに買い出し-

今朝は6時に起床し、4キロ走った。そのうちの2キロは歩いた。何故かと言うと、ものすごい坂道だったから。Run Keeperで見たところ、今朝のコースの高低差は131メートル。滞在先が山の上にあるため、走っているとどうしても下ったり上ったりになる。死にそうになりながら坂道を上がっていると、いい眺めが。

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職場では朝から忙しく、昼過ぎにここ最近の仕事がうまくいかなかったことがわかった。チームの同僚とがっかりしていたら、例のイスラエル人が「そんな日もあるわよ」と慰めてくれた。気を取り直して18時半まで仕事して、すぱっと帰宅。食料の買い出しに出かけた。

 

今日の一番の目当てはワインビネガーとバルサミコ酢。ワインビネガーはスーパーのプライベートブランドの一番安い500mlで 0.95ユーロのものを。バルサミコ酢は中くらいの値段のものにした。バルサミコ酢の種類が大量にあり、困る。

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まだまだある。

 

果物・野菜などを物色。ネクタリンとぶどう、トマトとパプリカを購入。

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売り場には、りんごコーナーが独立してある。結構種類があるのだけど、それ以上にものすごい量がある。

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トマトコーナーも広い。フレッシュトマト、完熟トマト、プチトマト、有機完熟トマトなど種類が多い。おそらく一番人気は完熟トマト。私もいつもそれを買う。

 

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ローズマリー、タイム、バジル、パクチーは苗で売られている。

 

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ラディッシュ。こういうふうに木の箱に置かれていると、とたんに美味しそうに見える不思議。そしてみんながこの量で買ってどのように調理するのかも不思議。

 

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セロリは根本ごと売られている。ぱっと見なんだろう、と思った。

 

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ちなみにセロリの根元は、パセリ、人参、ネギとセットで売られていたりもする。どうやらスープの出汁に使われるらしい。確かに、これで肉を煮たらものすごくおいしそう。そして風邪によく効きそう。この材料が入るほどの大きな鍋はないが、帰国前に試してみたい。

 

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ちなみにパプリカの形をしたパプリカケースも売られていた。パプリカを入れる以外の用途にも使えそうだと思ったが、2.7ユーロと結構高かったので眺めるだけにした。

 

この前までは買い物をする時、ユーロを円換算して東京の物価と比較していたのだけど、最近は大体のものの値段がわかってきたこともあり、前よりも買い物にシビアになった。というか、そりゃあ東京と比較すれば大体のものは安い。現地物価に応じた買い物ができるようになった、ということだろうか。

 

帰宅後、夕飯を食べた。やっぱり洗って切って、お酢とオリーブオイルをかけるだけの食事は非常に楽。そして美味しい。

 

今日の昼食時の同僚との会話が興味深かったので覚書。ここのところ、職場での妊娠・出産が相次いでいる。そんな状況なので、昼食時は大体育児の話題になる。今日は、各国における育休制度について。

ドイツでは、女性は出産後1年間は、会社ではなく政府がお給料を払ってくれるらしい(出産前の給与の67%)。なるほど、これなら会社でのポジションもなくならない。ちなみに育休は最長3年取得可能だけど、ほとんどの人は1年程度で復帰してくるそう。この点については、以下でも確認しました。

【ドイツの子育て・保育事情~ベルリンの場合】 第23回 父親の育児参加と「親手当」 - 論文・レポート

しかも、学校の先生だと6年育休が取れるとのこと(ちなみにこの情報は未確認です)。

 

ロシアも育休は3年らしい。同僚の知り合いは、3年とった育休の最後にまた出産したそうで、計6年の育休中とのこと。それを聞いたイタリア人の同僚(男)は、そりゃ女の雇用が減るわけだな、と。彼は亭主関白キャラ(イタリア人的らしい)。

イスラエル人も、だから企業は女性を雇用したがらないのよ、と。彼は、お金や仕事に関する感覚がとてもシビア。ユダヤ人的、ということなのだろうか。