帰国のその後
今日で帰国してから9日。
帰国翌日から職場へ行って、仕事開始。まるでもう帰国してからニケ月くらい経過してしまったのではないか、というくらい時間の流れが早い。
自宅から職場へは片道1時間。往復二時間を日々通勤に費やしているため、どうしても現像をしたり、写真撮影をする時間がない。まだまだ写真はたくさんあるのに、そんなわけで全く写真の整理は進んでいない。
ドイツを発つとき皆と約束したこと、それは「19時には帰る」こと。
正直周りの目が気になるけれど、朝も早く来てるし昼食時間短縮してるし!ということでスルーしている。仕事をきちんとしてれば問題ないだろう。今日も当然の休日出勤。
今夜は友人宅で鍋。
正直、ドイツがとても恋しい。
181日目 -クリスマスハイキング-
帰国までいよいよあと4日。
ここに来て仕事に進展があり、ミーティングに加え引き継ぎ資料を作成したり、荷物整理をしたりとなかなか忙しかった。
一昨日は、我がグループ毎年恒例のクリスマスハイキングに行った。午前中は仕事して出発は午後。山道をハイキングし、ハイデルベルグのお城まで行って、クリスマスマーケットでグリューワインを飲んで、スケートをしてディナーを食べる。
この時期にハイキング・・・と最初は思ったのだけど、とても楽しかった。
お天気に恵まれて登山日和。気温は9度。
頂上はとても見晴らしがいい。
スコットランド人の人が持ってきてくれたウィスキーを飲みながら、クリスマスクッキーをつまむ。ウィスキーはちょっとスモーキーな香りがしてとても美味しかった。
見晴らしの良い場所でみんなのポートレートを撮らせてもらった。きっちり現像してみんなとシェアしたところ、喜んでもらえたので何より。いつも一人行動なので人を撮ることが少ないのだけれど、ポートレートは撮影も現像も楽しい。
お城からの風景。
お城のクリスマスマーケットでは、ボスがみんなにグリューワインをごちそうしてくれた。アーモンドを砂糖でコーティングしたお菓子をつまみながら、休憩。
後ほどお城を下った場所にあるクリスマスマーケットに行ってスケート。
私はカナダに住んでいたけど全然スケートができないので、みんなに手を引いてもらってやっと滑ることができた。とても良い思い出。
クリスマスマーケットには、ドイツ語で『ピラミッド』と呼ばれるクリスマスの置物の巨大版が出ていた。ちなみに上部の風車はくるくるまわる。
ディナーはベトナム料理屋さんで。
ディナーの前に、みんなからアナウンスがあって、サプライズでお別れのプレゼントをもらった。メッセージカードと、写真好きな私のためにハイデルベルグの写真集とカール・テオドール橋の写真。とても嬉しくて泣きそうになった。
帰ったらよく見えるところに飾ろうと思う。
ドイツを発つのは月曜日。月曜日の午前中は職場に顔をだす予定。
今日がラストの丸一日出勤日だったのだけど、改めて、職場に恵まれたと思う。さて、ラストの土日はお買い物の予定。バタバタもラストスパート。
178日目 -コロニア・グエル教会-
今日はよく仕事した。
神経を使う作業が多く、実際の労働時間はそれほど長くなかったのだが疲労感がある。結果はよくなかったのだけれども、まあそれはそれということで。
今日はバルセロナ郊外にあるコロニア・グエル教会の写真を。
バルセロナ市内からは少し離れているが、ガウディ建築を見たいのならここも見ると感動します。郊外は松の木が沢山植わっていて、とてものどか。建物も素敵で見晴らしが良い。
教会外観。コロニア・グエル教会は地下までしかできあがっていない、未完の教会。
色とりどりの大きな窓がある。窓は手塗りで、開けられたりもする。かわいい!
窓からは色とりどりの光が差し込んできて、教会内部の柱や床がとてもカラフルになる。暖かい感じ。
コロニア・グエル教会は小さいのだけれど、本当に行ってよかった。ほっとするので、またもう一度行きたいなあ。
177日目 -グエル公園-
帰国までちょうど一週間。
仕事は最後のまとめで大忙し。友人たちへのお土産を購入するために早めに職場を出る必要があったので、今日は朝早くから仕事。朝のアポイントメントをすっかり忘れていて、午前中はずっとどたばたしていた。
午後もチームメイトとミーティング、作業、まとめ、明日のプレゼン作成とやることが山積み。お土産を買って、洗濯をして、すっかり疲れてしまった。
洗濯を待っている間に現像作業。パッキングしろよ、というツッコミはまだ聞きません。
大富豪であるグエルさん出資のもと建設された住宅地(になる予定だった)だそう。敷地は高台の上に有り、バルセロナの街を一望できる。とても気持ちのいい場所。
ガウディ建築を案内してくださった日本人ガイドさんには本当に良く解説していただけたので、とても充実した時間を過ごすことが出来た。
ああ眠い!明日も早起き〜。ふぁ〜。
175日目 -ニュルンベルグのクリスマスマーケット-
帰国までいよいよ9日。
今日は遠出ができる最後の土曜日。どうせなら一番有名なクリスマスマーケットに!ということで、ニュルンベルグに行って来た。ニュルンベルグへは、ハイデルベルグから長距離バスで片道3時間。往復でも40ユーロとお手頃。ありがとうFlixbus。
ニュルンベルグをぶらぶらしたのは実質6時間。一人でも撮影がとっても楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまった。気づいたら全く座っていなかったので、帰宅してから脚が死ぬほどだるくなっている。
疲れて現像する気力が残っていないので、とりあえず、何となく雰囲気が出ている一枚を。
有名なクリスマスマーケットということだけあって、暗くなってからはものすごい人だった。でも、人が沢山いた方がお祭りっぽくて楽しい。思っていたよりも広くなかったけれど、ものすごく密度が濃かった。
お店はどれも可愛く飾り付けられていて、道もあちらこちらにクリスマスツリーや照明が取り付けられていて、気分も盛り上がる。そして何よりあちらこちらから漂ってくる、グリューワイン(ホットワイン)やソーセージ、ワッフルやクレープなどのいい匂い!最高!
屋台でも沢山食べた。
焼いた短いソーセージが三本挟まっているサンド。マスタードはお好みで。
味がしっかりしていて超おいしい。パンにソーセージを挟んだだけなのにこんなに美味しいのに驚き。
上のサンドイッチを食べた直後だったけれど、あまりに美味しそうだったので買ったポークハンバーグサンド。カレー風味の玉ねぎ炒めと共に。ハンバーグは、今まで食べたハンバーグの中で一番美味しかった。ふんわりしていて、肉汁もたっぷり。焦げ目も美味!
グリューワインのカップは各クリスマスマーケットで毎年異なっていて、みんなそれをコレクションするのが1つの楽しみだそう。そんなにワインは飲みたくないけどカップは欲しい・・・と思っていたところにグリューワインのカップでコーヒーをいれてくれる屋台を発見!下戸でも安心(というかどこでもカップだけでも買えます)!
カプチーノ。カップは3ユーロで、持って帰っていいし、お店に返すと返金してくれる。今年のニュルンベルグのカップのデザインはこれが主流のようだった(後で異なるデザインのカップもゲット)。
あまりにいい匂いがするので買ってしまったワッフル。イチゴのせ。ふわふわで軽くて美味しかった。イチゴはそんなに甘くなくて、酸味があったのが◎。
日が暮れてきて身体が冷えたので飲んだグリューワイン。ワインをそんなに飲まない私でも飲みやすい味で、身体がじんわり温まる。これを飲みながらなら、ずっと外にいられる。このカップでは2011年のデザインだそう。これもお持ち帰り。
グリューワインは200ml。酒に弱い私は結構いい気分になってしまって、その後も楽しく歩けた。グリューワインを飲みながらの散策は超楽しい。一人でこんなに楽しいんだから、友達や夫と行けたらもっと楽しかっただろうなと思う。ドイツ人がクリスマスを楽しみに待つ気持ちがよくわかった。
帰り際にもういっぱい飲んだブルーベリーのグリューワインがまだほんのり効いていて、いい感じにねむだるい。
明日は日曜日だけども仕事。ああ、今日は楽しくてよかった。