45日目 -Ludwig museum (ルートヴィヒ美術館)@ケルン-
今日はミーティングに次ぐミーティングで、あまり自分の仕事ができなかった。ミーティング後は、次のミーティングの資料作り。ある程度落ち着いてから自分の仕事をはじめたら全く捗らなかったので、19時ごろ帰宅した。
今日は、先週末のケルン観光の最終編。
ケルン大聖堂の後は、すぐ近くにあるルートヴィヒ美術館に向かった。今回ケルンに行こうと思ったきっかけだったので、とても楽しみだった。
ルートヴィヒ美術館は、近代美術の作品を収蔵した美術館。
対象はポップアート、抽象絵画、シュルレアリスムに及び、ヨーロッパで最大級のパブロ・ピカソの収蔵点数を持つ美術館の一つとしても知られる。またアンディ・ウォーホルやロイ・リキテンスタインの絵画も多数所持している。
とのことです。ちなみに今考えてみたら、ピカソは多分素通りした。ピカソは上野に来た時にたくさん見たしな。
フランクフルトのMMKも建物がかっこよかったけど、こちらもものすごくかっこいい・・・ルートヴィヒ美術館の方が、個人的には好き。
館内は広く、天井が高い。作品を展示するのに、スペースが贅沢に使われている。とても気持ちがいい。
何の作品か忘れたけれど、きれいな光だなと思って撮った写真。
うわあ、かわいい。と思って思わず立ち止まった。1927年に描かれたというのが驚き。Geroge Groszという人の、spanish girlという絵。
モンドリアンの絵は、贅沢に壁二面を開けて展示されていた。
一番楽しみにしていた写真。Helmut Newton! ドイツで!やったー!!と思っていたら、Irving Pennの写真がかっこよすぎて見とれる。写真の作品数は少なかったけれど、どの写真も素晴らしいので、とても興奮した。
Ernst Ludwig Kirchnerという画家の作品。この人の絵が何点かあったのだけど、どれもとても素敵で、好きだった。知らなかった人だったので、今回知ることができてよかった。
美術館からは、真裏にそびえるケルン大聖堂が見える。大聖堂は、どこから見てもとてつもなく大きい。
外にでると、雨が止んだところだった。
美術館の後は、チョコレート博物館に向かった。あまり興味はなかったのだけど、他にケルンで見たいものもなかったので、いい写真が撮れるかなと思っていた。しかし、チョコレート博物館はものすごい混雑で、結局入館できなかった。
記念に入り口付近にあるおみやげ屋さんだけ見て回った。
チョコレートスパイスと、チョコレートバルサミコ酢。
かわいいカエルチョコ。カエルのロメオ、という商品名。
お年寄りへのプレゼント?のチョコレート。入れ歯がめちゃくちゃリアル。
愛しのお馬さんチョコ。
チョコは食べないし、おみやげにしても溶けるしで結局何も買わなかった。
ケルンは大聖堂を見に、また行きたいなと思う。とても満足した。帰りのバスでは爆睡。顔に寝跡が大きくついて、消えぬまま自宅まで帰った。
今日は、平たい桃を3つも食べた。ネクタリンも3つ食べた。夕飯の後は、ぶどうを食べた。
ところで、アップルミュージックが3ヶ月無料、とのことだったので、最近試しに登録してみた。登録の過程で、ランダムに出てくる自分の好きな音楽のジャンルやミュージシャンを複数選ぶ。え、もうこの選択肢の中に、好きな人いない・・・と思っても一定数選べと言われるので、無理してブラック・アイド・ピーズを選んだ。選択の結果、ジャズとヒップホップ、ソウルをひたすらsuggestされる。これは良いに決まってるだろ、というのばっかり。知っている曲ばかりで、あまり目新しさは無かった。apple musicの反動か、無性にミニマルとか、ハウスとかを聞きたい。
けれど今は、「はじめてのファラオ・サンダース」のプレイリストを聞いている。やっぱり最高ですね。豊かな夜になった。
35日目 -Robert Johnson @Frankfurt-
土曜の深夜、フランクフルトのクラブ、Robert Johnsonに行った。フランクフルトのRAをチェックしていて見つけたパーティー。Thomas Hammannは知らなかったのだけど、youtubeで聞いたら良かったので、半ば突発的に行くことを決めた。
一人クラブなので結構不安だった。日本では全然怖くないけれど、海外では初。Robert Johnsonは音楽好きが多そうなので、ここならまあ大丈夫かなあと思った。
とは言ってもびびりなので、カメラは一切持っていかず、財布も千円くらいを入れたダミーを用意(財布出せと言われた時用)。クレジットカードは財布ではなく、かばんの別の場所に入れた。持ち物は、鍵、iphone、財布(2つ)、ちょっとしたメイク道具のみ。かばんが全部持って行かれても帰れるように、靴下の中に50ユーロ札を一枚忍ばせた。そこまでして一人で行くか、次回誰かと一緒に行くかで迷ったけれど、本当にどうしても行きたかったので自分なりに万全の用意をして出発。
フランクフルトへは、23時過ぎ発のバスで行った。着いたのは1時過ぎ。夜中だしバスは空いているだろうと思っていたらそんなことはなく、乗車率は20%くらい。旅行者が多いようだった。Robert Johnsonはフランクフルト中央駅からS-bahnで15分くらいいったOffenbachというところにある。一人だし、深夜の電車は怖かったのでタクシーで行くことにした。バス停からタクシー乗り場までは、早歩きで。タクシーでOffenbachまでは15分ほど、18ユーロ。
エントランスは7ユーロで、ビールは小瓶が4ユーロ。こちらのパーティーはdoorが安い。ていうか、日本高すぎないか。
DJはAtaとThomas Hammannだった。会場は川に面していて、DJブースの後ろにはバルコニーがあって外にも出られる。こじんまりとしているけれど、川側はほぼ一面窓になっているので開放感がある。ドアからはいい風が入ってきて、朝方のちょっと空が白んできたときがすごく気持ちよかった。場内は撮影禁止なので、写真は撮らなかった。
音がめちゃくちゃいいので、ずっといても耳が疲れない。人の混み具合も適度で、音楽も気持ちのいいハウスで、パーフェクトだった。客層は、踊りに来ているひとが多い印象。いわゆるナンパクラブでは全然ないな、と思った(パーティーによるとは思うけど)。私は1時半くらいから6時までずーっと踊っていた。ビールを飲んでほろ酔い、いい感じに時間が早く過ぎた。一人だったけれど、すごく楽しめた。みんな真面目に踊っているので、音楽好きな人が多いんだろうなあ、と嬉しくなった。で、またさらに踊った。一人でにやにやしながらうねうねしていたので、気持ち悪かっただろうと思う。黒人にナイスムーブと言われた。笑
朝の6時過ぎにクラブを出て、帰りはS-bahnでフランクフルト中央駅まで。周りにもクラブが何件からあるので、帰宅する人の波に乗って駅まで歩く。外も明るいので、全然怖くなかった。バスに乗ってハイデルベルクまでの帰路は爆睡。帰宅してシャワーを浴びて昼寝した。
今思い出してもすごく良くて、にやにやする。あと、室内禁煙も気持ちよかった要因の一つかも。風が通る小箱、東京にもできないかな。