ハイデルベルク滞在記

ドイツのハイデルベルクで半年間生活することになりました。生活の記録です。

56日目 - Zoo@Frankfurt -

今日は、明日の夜プラハに発つこともあり、一日中落ち着かなかった。そわそわして、仕事が全く捗らなかった。こんな日に限ってそこまで仕事量も多くなかったので、なんだかのんびり過ごしてしまった。

仕事の後にドイツ語学校に行き、先生の言っていることが全然わからず、ため息をつかれる。ドイツ語学校では文法にはほぼ全く触れないまま、授業中にいきなり作文を書けと言われる。同じクラスのルーマニアクロアチアの人たちは仕事でドイツ語に触れるので、そこそこ書ける。けれど、私と数人のルーマニア人とアメリカ人は、日常生活で全くドイツ語を使っていないため、先生の言っていることすらよくわかっていない。英語で聞くと嫌な顔をされるし、かと言って聞かないと本当にわからないので、仕方なく聞く。ルーマニア人で一人英語も全くできない人がいて、彼はさらに大変そうだ。同じクラスにルーマニアの人が数人いるので、何とかなっているようだが。人の心配より自分の心配だな。

 

今日は、先週末フランクフルトで撮影した動物園の写真を。

フランクフルトの動物園は、動物と人との距離がとにかく近い。柵もなるべく低く設計されていて、意図的に人と動物の距離を近づけている印象を受けた。嬉しかったのが、檻ではなく、ガラス越しで動物を見られる機会が多かったこと。さすがにキリンやシマウマなどの大型動物は屋外なのだけど、サルや小動物はガラス越しですぐ近くで見ることができた。小鳥も近くで見られたのが嬉しい。

可愛いサル。ガラス越しで、すぐ近くにいた。

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このサルもガラス越しで。とても大きく、幼児くらいの大きさだった。サルはキョロキョロしていて、動物というよりも、まるで人の目のようでちょっと怖かった。一瞬目があった気がしてどきりとした。

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この子も近くで。ものすごく小さい。しがみつき方がかわいい。

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小動物は、いつ見ても可愛い。

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夜行性小動物館の入り口。このコウモリは、ものすごくリアルだった。

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ミストの下で涼んでいたトカゲ。優しい顔をしていた。気持ちよかったのだろうか。

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ちょっとした水族館もあって、熱帯魚から淡水魚までそろっていた。

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水族館の階段で。

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ライオンはやはり大人気だった。

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動物園は猛暑の割に混んでいて、カップルから家族連れまで、沢山の人で賑わっていた。イスラム教の人も家族連れで結構いて、この熱い中、頭の先から爪先まで覆っている女性をみて、自分がへばっていちゃダメだと思った。熱中症にならないのだろうか、疑問。

暑さで苛ついている人が多いのか、わりといたるところで、ぐずったり泣き出す子供にものすごい叱る親がいて、大変そうだった。

 

最後に自然史博物館の写真を。

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動物の写真を沢山撮って、あらためてこの写真を見返すと、まるで生きているように見える。

 

旅行にそなえて、今日は白い靴を洗った。よく考えれば、どうせ旅行でさらに汚れるのに前もって洗うのは合理的ではないのだけど、非日常に行くための儀式だということにする。