ハイデルベルク滞在記

ドイツのハイデルベルクで半年間生活することになりました。生活の記録です。

44日目 -ケルン大聖堂と平たい桃-

今朝プレゼンがあったので、昨夜は遅くまで(といっても22時まで)職場で仕事した。私が帰宅するときでも中国人同僚はまだ残っていた。すごいなあ。

ドイツの職場で約1ヶ月半を過ごしてやっとわかってきたことは、もっと同僚に仕事を任せてもいいんだ、ということ。みんな、「やることがあるならやるよ?」と言ってくれる。そして「うん、じゃあこれをしてもらえると助かる」とカジュアルに頼む。

これまで私は「その仕事私がやってもいいけど?」と聞かれても、「大したこと無いんで、大丈夫です」と言ってきた。昨日もプレゼン準備に追われていた時、同僚がせっかく聞いてくれたのに「大丈夫〜」と返してしまった。無意識的に。それで結果帰るのが遅くなった。今日もまた「やっておこうか?」と聞かれたので、すかさず「よろしく!」と伝えて帰った。18時前に職場を出て、急いでダウンタウンのカメラ屋さんに行って、ライカのフィルムを現像に出した。自分で現像できるようになりたいなあ。

出来上がりは一週間後らしい。楽しみ。

 

今日は先週末のケルン観光の続き。

まずはケルン大聖堂について。

世界遺産であるケルン大聖堂は、ケルン中央駅の真ん前にある。バスがケルンに到着した時、駅の反対側にそびえ立つ大聖堂が見えた。ものすごく、大きい。あまりに大きく重厚感があって、一部が見えただけなのに「これはすごいぞ」と思った。バスを降車後、一目散に大聖堂に向かった。全貌を目にして、ため息が出た。こ、こんなに大きいのか・・・・

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28mmでは全然おさまらない。めちゃくちゃかっこいい。

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ゴゴゴゴ・・・と聞こえそうなくらい厳か。どんよりした空がちょうど良かった。

 

先に外観の写真を撮って、動物園に移動した。その後、大聖堂の中に入った。

外観と同じく、中も広い。天井が高く、あらゆる装飾が美しい。過剰すぎず、質素すぎず。自然とため息が出た。大聖堂の中では礼拝が行われていた。礼拝中は、見学客は場内での移動が制限されて写真撮影は原則禁止になる。礼拝に参加している人もいた。どうやったら参加できるのかはわからない。見学客の方が圧倒的に多かった。

ドイツ語の礼拝だったので何を言っているかわからず、それぞれの柱に飾られた聖人たちは誰なんだろう、とか、昔の礼拝はどのくらい混雑したんだろう、とか考えていた。おとなしく見学した後、場内を回った。

礼拝が行われる直前の写真。

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壁際の素晴らしいステンドグラス。

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窓のすべてにステンドグラスがはめこまれ、美しかった。上の写真の窓の高さは5メートルくらいあるんじゃないかな。ものすごく大きい。迫力がある。

祭壇を正面から撮った写真。

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ただただ見とれてしまう。

そのあと場内をうろうろして、現代美術の美術館であるLudwig museumに向かった。Ludwig museumについては、また明日書きます。素晴らしかったです。

 

 

今日はフィルムを現像に出した後、はじめてダウンタウンのスーパーへ行った。そこで、同僚がいつも食べている平たい桃を見つけた。日本では見たことがない。

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私のいつも行くスーパーでは見かけなかった。同僚が毎日食べているので、おいしいんだろうと思い、7個入りを購入。確か、2.49ユーロ。いつものマリネの後、2つ食べてみた。味は、ドイツに来てから食べた果物の中で一番美味しかった。普通の桃よりも歯ごたえがあって、みずみずしい。桃のいい香りがして、甘い甘い。種が小さいので、食べやすい。

これははまる予感。