ハイデルベルク滞在記

ドイツのハイデルベルクで半年間生活することになりました。生活の記録です。

19日目 -スーパー-

今日は金曜日。

18時過ぎに、同僚の中国人から、買い物に行くけど一緒にいく?と誘われる。

私のハイデルベルクでの移動手段は主にバスのみ。バス停にはたまに券売機が置いてあるのだけど、ほとんどはない。理由は、多くの人がジョブチケットという乗り放題のパス(37ユーロ/月)を持っているから。持っていない人は、運転手からか、たまにおいてある券売機でチケットを買う。チケットの値段は2.4ユーロで、90分以内ならどの公共機関にでも乗り換えできる。

ハイデルベルクのバスやトラム、在来線には改札がない。乗車後も誰もチケットを確認しない(たまに抜き打ち検査がある)。なので、ずるをしようと思えばできるのだけど、小心者なので毎回チケットを買って、スタンプを押している(スタンプを押す機械は車内にあって、乗ったら自分で機械に入れて押す)。

ジョブチケットは素晴らしいことに、平日18時以降と週末全日は、自分以外に4人までの人をタダで乗せることができる。ジョブチケットを持っている中国人の同僚は、ジョブチケットを持っていない私を気遣って、買い物に行くときはだいたい誘ってくれる。そんなわけで、仕事の後、同僚と共にいつも行くスーパーに行った。

 

水曜日にスーパーに来ていたので、トマトやセロリ、果物以外で特に欲しいものは無かった。何かないかふらふら歩いていた時、ジャム売り場をふと見るとおいしそうな容器がたくさん並んでいた。本当にたくさん。

ベリー系をはじめ、いちじく、ざくろ、柑橘、ルバーブアプリコット、桃、りんご、パイナップル、レモン・・・・・どれも見た目はおいしそう。

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大きい棚の両面にぎゅうぎゅうに並ぶジャム。私はフランス産のキンカンジャムを購入。2.7ユーロくらい。

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ちなみにルバーブジャムはけっこう種類があった。

 

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チーズ売り場も限りなく広い。この4倍くらい売り場が広がる。

画面左下には私が買った(今回も4つ購入)、0.55ユーロのモッツァレラチーズ。

 

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姉が話していた、日持ちするらしいサラミ。これもものすごい種類がある。今回は買わなかった。

 

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何故か瓶や缶に入っているソーセージ。ソーセージ売り場は本当に広くて、フレッシュなものもたくさんある。缶・瓶詰めソーセージの用途は何なのだろうか。あまり食べる気がしない。

 

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パン売り場。これは、メーカーではなくスーパーでつくられたパン。だいたいパンの表面や中身には、ひまわりの種やゴマ、松の実やパンプキンシードなどが練りこまれている。香ばしくて大変おいしい。持つと、密度が高くてずっしりと思い。とても日持ちするし、値段も安いので、一人暮らしにはいい。

卵売り場にて、卵パックを手にした人は皆、必ずパックを開けて中の卵を一つ一つ確認しているのに気づいた。何でだろう、と私もパックを開けてみると、一つの卵が割れていた。こちらの卵は割れていたりするし、洗われずにそのままはいっているので、土や糞、羽根がついている。使用前に洗って加熱すれば問題ないが、皆があまりに吟味しているので面白かった。

 

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広い店内をぐるぐる歩いて、レジ。金曜日の夜は混んでいる。レジは北米と同じく、商品を自分でベルトコンベアに乗せる式。レジ袋は基本ついてなくて、全部購入式。

 

家に帰って、またモッツァレラマリネを食べた。セロリとパプリカとトマトとモッツァレラ。少し青くさすぎたと思う。マリネ液(オリーブオイル、ビネガー、砂糖、塩、胡椒)が余ったので、ついでに桃を切って入れる。小ぶりで酸っぱい桃だったので、こうして食べたほうが美味しかった。ちなみに、こちらでは桃(日本の桃の半分のサイズで、実が硬い)は皮ごとたべる。案外いける。

 

明日は職場でサマーパーティーがある。天気予報では39度らしい。

今晩も気温はまだ30度。暑いので、水を浴びて寝る。