ハイデルベルク滞在記

ドイツのハイデルベルクで半年間生活することになりました。生活の記録です。

152日目 -プレゼン終了!!!!-

本日、もうこっちに来る前から企画されていたマールブルグでのプレゼンが終了した。今は気が抜けて、溜息しか出ない。はあ、本当に終わってよかった。

プレゼンの聴衆は20人位かなあと勝手に思っていたのだが、まさかの60人だということを当日知った。それを知った時は天変地異が起きてプレゼンが中止になることを願った。人前で話すのが本当に苦手なので、憂鬱で仕方なかった。

 

本番では、とにかくゆっくり、そしてはっきり発音することを心がけた。席の前方にいい感じのおじさまが座っていたので「かっこいいおじさんだな」とビシバシ目を合わせていたら、プレゼン後におじさんが挨拶に来てくれた。それで、その人がめちゃくちゃ偉い人だったことを知った。よくよく名前を聞く雲の上の存在の人なので、事前に知っていたら更に緊張してしまっていただろう。知らなくて良かった・・・

 

さて、マールブルグには昨日の夕方に到着した。ハイデルベルグからは電車で2時間。出張費が出るとのことだったので、ケチらずに電車で移動。席の予約もしたが、なんと予約対象外の車両だった。え、そうしたら予約にかけたお金(3ユーロほど)はどこで払い戻すの?と車掌さんに聞くと、サービスセンターに電話してとのこと。電話するわけがないので、3ユーロを失ったとちょっとショック。行きの電車内はプレゼンの練習をずっとしていた。

マールブルグ到着後は、私にプレゼンの機会を与えてくださったグループリーダーと合流。そのまま彼のお家におじゃまして、彼のグループの方たちとともにピザパーティーをした。

お家は、築200年でとっても素敵だった。中はリノベーションされていて綺麗。ただ、古い家なので間取りに問題があり、部屋間の高低差があって移動が大変だそう。ここのお宅では猫を飼っていて、猫にとっては天国だなあと思った。

 

非常に美味しかったピザ!ピザ生地は、リーダーの彼女の手作り。ピザストーンを使ってピザを焼くので、具材にフレッシュ感が残ったまま生地をパリパリに焼くことができるのだそう。味はもう本当に美味しかった。

f:id:doitsux:20151113070259j:plain

ピザに使うチーズもモッツァレラチーズでとても良い感じ。トマトソースも彼女さん手作り。料理が大好きだそう。あまりにピザが美味しかったので、日本に帰ったらピザストーンを買ってしまおうかな・・・試しにデロンギのピザストーンを見てみたら、そこまで高くない。ちなみにパンも美味しく焼けるよ、とのことだった。ますます悩む。

 

グループの方が、デザートにクリスマスティラミスを作ってきて下さった。

f:id:doitsux:20151113070956j:plain

ふつうのティラミスとの違いは、ティラミスに使うビスケットにクリスマス用のビスケットを使用していることらしい。クリスマス用ビスケットは、シナモンなどのスパイスが入ったもの。私は普通のティラミスよりもこっちのほうが全然好きだった。

 

とにかく大量に食べた。胃腸の調子は相変わらず良くないのだが、美味しくて、余らせるのも悪くて、本当に沢山食べた。みんなに「大丈夫?服の中に隠してない?」と言われるほど・・・

22時頃お開きになり、ホテルに送ってもらった。このホテルがものすごかった・・・

たまたまラッキーで、私にはホテルで一番広い部屋があてがわれたのだが、まさに家のよう。

f:id:doitsux:20151113071341j:plain

ベッドが2つあるし・・・!!

 リビングルーム付き。

f:id:doitsux:20151113071954j:plain

 

寝る前に45分ぶつぶつ喋り、起きてからもぶつぶつ一人で練習。仕事場に行ってからも、発表までぶつぶつ・・・・

 

結果、一人で練習しすぎてスムーズになり、45分の持ち時間があった発表が、35分で終わった・・・ま、まあ、17時開始だったし、みんな家に早く帰れるから良かったのではないでしょうか・・・

 

プレゼン後は打ち上げ、ということで、リーダーと皆と一緒にスペイン料理を食べに行った。タパスはどれも美味しく、プレッシャーもなくなったのでとても楽しく過ごせた。ただ、彼らは私のハイデルベルグの同僚よりも全然お酒を飲まない。何だか質素なイメージ。こちらのほうが女性が圧倒的に多い、ということもあるのかもしれない。

 

一番美味しかった、デーツのベーコン巻き。甘じょっぱいのだ。

f:id:doitsux:20151113072522j:plain

 

今日はもう本当に安心して眠ることができる。ドイツ滞在で唯一のプレッシャーから開放された。

明日は観光するぞ〜〜〜!!!!