ハイデルベルク滞在記

ドイツのハイデルベルクで半年間生活することになりました。生活の記録です。

149日目 -週末の料理-

今朝起きると、昨日からの胃もたれが多少はよくなっていたものの、やっぱりお腹のあたりが思い感じが。そして、鼻もつまっていてあまり食欲が無い。

昼食は、温野菜と春雨炒めのようなものを頑張って食べたが、いきなり食べたらだるくなって、今日は一日だらだら仕事していた。ただ、夕方近くに急に身体が軽くなり、17時過ぎから作業開始。20時近くに帰宅して、週末つくっておいた野菜スープを食べた。お酢が入っているといくらでも食べられる。

 

先週末は、体調が悪く早く回復せねば!と思って身体に良さそうなものを作ってみた。

まずは、しょうがの蜂蜜漬け。

日本の生姜だったら皮はしっかり剥かないのだけれど、こちらの生姜は皮が厚く、何しろ少ししなびていたので、豪快に皮を落とした。切ってタッパーに入れ、蜂蜜を上からかけるだけ。後は冷蔵庫で放っておく。翌朝、生姜から出た水分でシャバシャバになった蜂蜜+生姜液と生姜を紅茶に入れて飲んだ。喉が楽になる。試しに生姜をかじってみると、喉がヒリヒリした。それが気持ちよくて、美味しくないのに生姜を何個か食べた。おかげで喉がだいぶ楽になった気がする。

 

次に、レモンピール。

風邪にはビタミンCかなあという単純な想像から。前に叔母が作ってくれて美味しかったので、初めて自分で作ってみた。

参考にしたのはこちらのレシピ:

レモンピールとレモンジャム by ∞もゆ∞ [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが220万品

 

まず、レモンを縦に4つに切って、皮と実を剥がす。

レシピには手でむく、と書いてあったけれど、うまくできなかったので包丁でスーッと切り離した。当然実が少し皮に残ったが、別に気にせず進める。切った皮を細く切って、鍋に入れる。

沸騰→水を取り替える、を3回繰り返す。

 

その後、砂糖を入れて煮詰める。水分が飛んだら干す。

乾いたら砂糖をまぶして出来上がり。

何が悪かったのか、いつまで経っても乾燥しなかった。砂糖をまぶしても乾燥していないので、なんだかべちゃっとした感じ。味はまあまあなのだけれども、叔母がつくったものの方が美味しかった。気が向いたらリベンジしよう。

 

余った実は、前述のレシピ通りジャムにした。

レシピには白い部分をとって実だけを使う、と書いてあったのだけれど、横着して全部投入。りんごもすりおろさずに、小さく切って皮付きのまま投入。

水分が飛ぶまで煮詰めて、レシピよりも少なめの砂糖を足して煮詰める。途中で味見をするとあまりに酸っぱかったので、もっと砂糖を足した。

以前買ったジャムの容器に入れて出来上がり。

赤くなりました。りんごの皮の色かな。白い部分をとらなかったので、少し苦味がある。味は、限りなくピンクグレープフルーツに近い感じ。けっこう気に入っている。

 

そして、夕食用の野菜スープ。

じゃがいも、玉ねぎ、生姜、ピーマンをざく切りにして、にんにく一欠片とともに茹でる。途中でチキンブイヨンとピザ用のトマト缶を足す。さらに煮込む。適当に煮こんだら、別で茹でてあったレンズ豆と合わせて出来上がり。食べる前にバルサミコ酢をどぼどぼ。

多分、一生食べ続けられる味。

そしてこれは絶対に料理と言わない・・・

 

今週は木曜日に、ここから約2時間離れた街に出張をする予定だった。しかし先方から、水曜−金曜でホテルを取ったよ、と連絡が。ええ、日帰りじゃなかったの!?と驚き。まあ、確認してなかったのはこちらですね・・・

おかげで、大量に作ったスープをこの胃もたれの中頑張って消費しないといけなくなった。気が向いたら週末もいなよー、と言ってもらえたのは本当に有り難いのだが、食べきれるかな・・・

 

今宵は出張に向けたプレゼンの準備をする。前もってやっておけば良かった、とプレゼンの前はいつも思う。大丈夫、あと90時間くらいあるから・・・という罠。ブログ更新は気分転換だからいいのだ、と自分を騙している。