140日目 -モダン・ピナコテーク-
今日は特に予定もなかったので、フランクフルトにお買い物に行って来た。欲しいものもなくブラブラしていたのだが、勢い余ってケーキの丸型と計量カップを買ってしまった。日本であまりみないタイプのものだったし、いいよね・・・
今日は、ミュンヘン観光で行ったモダン・ピナコテークのご報告を。
これまでにケルン、フランクフルトの現代美術館に行ったのだが、個人的に興奮した美術館の順位をつけると、
ミュンヘン>ケルン>>フランクフルト
となる。このモダン・ピナコテーク、本当に素晴らしかった。絵や写真はもちろんなのだけど、特に、インダストリアルデザイン好きな私にはたまらない場所だった。
まず、建物から。
外観。大きい。こっち側から入るとカフェがある。カプチーノとケーキがとても美味しかった。
エントランスを上から撮ったところ。階数はそんなにないのだが、館内は広い。エントランスを入ると吹き抜けになっていて、大きな天窓が広がっている。
展示室は円形回廊のそれぞれに伸びている。
天窓。
そして、個人的にぐっと来た作品たちを。写真なので、実際の色味は違って見えることもあると思います。
ケルンのルードヴィッヒ美術館に行って、Ernst Ludwig Kirchnerと、Max Beckmann、それにMax Ernstを知った。以前は知らなかったのだけど、作品を見てたちまち好きになった。モダンピナコテークては彼らの作品がたくさんあったので、とても嬉しかった。
まずは、Max Beckmann。
この絵、大きいのだ。
お姉さんが正面から絵を模写していたので、横から。横からのほうが、目があっているみたい。
何だかよくわからないのだけど、個人的に好きな絵。
そして、Max Ernst。彼の絵は、なんだか心がざわざわする。下の絵は特に。そして、額縁にはガラスが嵌めこまれていて、とっても素敵!!!
ざわざわ。
ピカソも何点かあった。
これまたざわついた絵。Eugen Schönebeckという人の絵。とーっても大きい絵だった。色がとても好き。
遠くから見て、うわ、小さいけどすごい写真、と思って近づいたら絵だった。Gerhard Richterという人の絵。
写真も沢山あった。
私が行った時は、Heidi Speckerという人の写真が特集されていた。知らない人だったのだけど、これが本当に素晴らしく、出会えてよかったと思った。
帰ってからググッて作品を見てみたのだけど、どれも素敵でした・・・帰国したら写真集買っちゃう。
そしてやっぱりWolfgang Tillmans.
改めて、写真集で見るのと展示を見るのは全然違うのだなと思った。ドイツで見ることができて、何だか感慨深かった。
写真を見返していても楽しい。いつか絶対この美術館にはまた行きたいな。本当はもっともっと写真があるのだけれど、それはまた明日にします。
今日はフランクフルトに行くから、ということで、最近の気温では少し寒いコートにスカートを履いたのだけれど、ちょっと寒すぎた。ハイデルベルクに戻ってバスを30分じっと待っていたこともあり、体が芯から冷えてしまったようだ。家で熱いシャワーを浴びてスープを飲んだけれど、ちょっとだるい。今日は早々に寝ます。