ハイデルベルク滞在記

ドイツのハイデルベルクで半年間生活することになりました。生活の記録です。

134日目 -ノイシュバンシュタイン城-

ここ最近続く週末旅行の疲れからか、まだ22時なのにものすごく眠い。

今日は帰宅してから、金曜日に買ってそのままだったほうれん草とブロッコリー、マッシュルームを日持ちするよう加熱した。ほうれん草は蒸して、ブロッコリーとマッシュルームは茹でた。おかげでだいぶ冷蔵庫がすっきりした。夕飯は、処理した野菜と茹でてあった豆を、バルサミコ酢とオリーブオイルで。大量に食べたので、満腹になった。

 

今日は、リンダーホーフ城があったオーバーアマガウという街から、ノイシュバンシュタイン城までの写真をアップします。

昨日のアウトバーンの写真をブログに載せたところ、夫から「まさにクラフトワークアウトバーンだね!」とラインがあった。一緒に見たい景色だったなあと心から思った。

 

リンダーホーフ城近くの小川。

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オーバーアマガウのチルアウトな風景。

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かわいいおみやげ屋さんで猫を発見。人懐っこい子だった。

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オーバーアマガウからノイシュバンシュタイン城までは1時間ほど。途中、夜行バスの疲れからかところどころ寝落ちした。気づくと、バスはお城のすぐそばまで来ていた。

ノイシュバンシュタイン城は山の上にある。山の中腹までは車で行けるのだが、そこから先は、徒歩かバス、または馬車になる。ノイシュバンシュタイン城は常に混雑しているので、シャトルバスに乗るには最低2,30分待つことになる。そして、バス停からもさらに15分ほど歩いて登る。ちなみに歩くと30から40分ほどだという。バスガイドさんは歩くことを薦めていたが、行き帰りで違う道を通りたいので行きはバス、帰りは歩くことにした。

結局バスに乗るのに20分ほど待ち、お城まで徒歩開始。途中、素晴らしい景色に出会った。

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この地域は湖が多い。写真の中央右よりの山の上の建物は、シュバンガウ城。

しばらく歩くとお城が見えてくる。ノイシュバンシュタイン城は、シンデレラ城のモデルになったそうだ。

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ノイシュバンシュタイン城の門の前からの風景。目の前に迫る岩の迫力に圧倒された。

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ノイシュバンシュタイン城。ゴゴゴゴ・・・

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城内はたくさんの観光客で混雑していた。見学は、ガイドとともに進むツアーのみ。入場券には、5分刻みで自分のツアーの時間が書いてある。時間になると電光掲示板に自分のツアー番号が掲示されるので、改札にチケットのバーコードを読み取らせて中に入る。なんというハイテク。

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オーディオガイドは日本語のものもあった。それぞれの部屋に進むと、自動でその部屋の説明が再生される。ここでも城内は写真撮影禁止。

お城の内部は素晴らしい装飾溢れていて感動した。結局全てルートビッヒ2世の憧れである中世の美術を再現した虚構なのだけれど、それにしてもディテールが凝っていて素晴らしかった。作り物でも、ここまで本気で作りこまれていれば、それはそれで別の本物なんだと思った。私は玉座の間が一番印象に残った。天井も、椰子の木(?)モチーフもかわいい。

google画像検索:  http://bit.ly/1PQu6Aq

ツアー自体は30分ほどで終了した。思ったよりも広かった。

 

お城からバスまでは歩いて戻った。紅葉真っ盛りで、木々の中を歩くのが気持ちよかった。ゴールデンで美しいでしょう、とガイドさんもうきうきで歩いていた。

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当初は全く行く予定もなかった城だったが、行ってみて良かった。

城よりもなによりも、やはり道路にいきなり現れる山々が一番印象に残っている。これを見れただけでもラッキー。

 

昨日、上司の第一子が生まれたそうで、彼は今週仕事に来ないと連絡があった。同僚はすぐさま全員に「男か女か、名前は?」と聞いて回っていた。午後にわかったことだが、男の子だったらしい。名前は未定だそうだ。私はスイス人の友人の名前を思い出して「男で名前はJerome」と言ったが、「そんなフランスの昔の名前なわけないじゃん!」と皆に笑われた。確かにフランス人の名前・・・

その他にも、James, Thimothy, Phillipが候補に挙がっている。

おそらく名前はここ数日のうちに決まるだろう。今からわくわくしている。