98日目 -フランクフルトでお買い物-

最近遠出をしていなかったので、どこかに行きたくなり、土曜日はフランクフルトまで買い物に行った。

朝早く起きて職場で仕事を少しして、バスでフランクフルトへ向かった。ここ一週間雨が続き、気温も低い。けれどフランクフルト到着時には、ラッキーなことに雨が止んでいた。まずはずっと前から目をつけていた古着屋さんへ向かった。

Zeil通りにある古着屋さんは、yelpでの評判が良かった。お店もそこそこ広い。miu miu、ACNE、Helmut Langなどのブランド古着があり、状態もいい。acneのブレザーが新品状態で80ユーロなのは、日本と比べると安いと思った。

ノーブランドのムートンのコートがとてもかわいかったのだけれど、120ユーロと高額だった。どうしても欲しくなったら戻ってこようと思い店を出て、結局他の店を回っているうちにどうでもよくなってしまい、買わずじまいだった。我慢出来てちょっと達成感。

古着屋を出て二軒目の古着屋に向かっている途中、強い雨がふってきた。思わずmy zeilという大きなショッピングモールに飛び込む。お腹が空いてきたのでなにか食べようと思ったが、雨をしのぎに来た人たちでどの店も満員だった。

しょうがないのでモールを出て、Galeria Kauhofに向かった。そこでは、以前最上階でセルフイートインのお昼を食べた。絶対に混んでるよなあと思って向かったが、案の定人が溢れかえってきた。なんとか席を見つけ、相席でささっとお昼を食べた。お昼はシュニッツェル、10.90ユーロ。空腹だったこともあり、とてもおいしく感じた。特に付け合せのローズマリーとじゃがいものグリルが良かった。

腹ごしらえもすんだので、階下をぶらぶらした。そこで、手芸コーナーを発見。

毛糸がたくさん並ぶ様はかわいい。

外を見ると、雨が上がったところだった。

次に料理道具コーナーへ移動。料理道具は見ていて本当に楽しい。

ケーキの型は、この他にもものすごい種類がある。型のパッケージもすごくおいしそうだ。

ボウル、計量カップの種類も多い。日本に持って帰りたいなあ。

おしゃれポットを見つけた。なかなかかわいい。おそらく、お茶っ葉を入れられるタイプ。

ブッフェなどでよく見る、皿の下にキャンドルを置いて、料理の暖かさを保てる食器。うちには置くスペースがないけれど、こういうのも欲しいなあと思ってしまう。すてき。

どこのデパートもそうなのだけれど、プレゼントのラッピング資材が充実している。ラッピングペーパーは安い。カナダもそうだった。お店は基本ラッピングしてくれないので、自分で買ってする必要がある。

食材コーナーに移動。やたらと高いチョコレートを発見。ノイハウス、というベルギーの高級チョコレートだそうだ。日本からはこの夏に撤退したらしい。小さな箱で56ユーロのものもあり、ドイツに来てから初めて目にした伊勢丹価格に思わず二度見してしまった。

とっても大きなクッキー。オクトーバフェスト用？左のものは、板チョコ。

コーヒーコーナー。見慣れたillyやlavazzaの他に、あまり見たことがないコーヒーもいくつか。

1kgで10ユーロ。日本のDean&Delucaで、確か300gで1200円くらいのコーヒーを買ったことがあって、それと比べるとずっとずっとずっと安い！

スパイスコーナー。壁一面に並ぶスパイス。この包装は、クリップ付きで使いやすそう。

いろんなブランドの色々なスパイスがこれでもかと並ぶ。パッケージが素敵。

どれか1つ欲しかったのだけど、結局使わないなと思って買わなかった。飾っておきたくなるな〜

外に出ると、人混みができていた。周りには沢山の警察官。

中心を覗き込むと、白人女性たちがプラカードを掲げていて、その周りにはたくさんの中東系の人々が。どうやらイスラム教徒に対するメッセージらしい。

あと、路上にはなぜかミッキーマウスとミニーがいて、写真撮影に応じていた。自由だなあ・・・

帰りのバスが遅れる、とバス会社から連絡があったので、他のデパートに入って時間をつぶした。食品コーナーで、パンに塗るチョコペーストを発見。たくさんの種類がある。やはりパッケージが素敵。

中には、ブラックチョコレートとチリや、ブラックチョコレートとミントの組み合わせのペーストもあった。チョコとチリは、なかなかおいしそうだ。

私がトライしたなかでそこそこ美味しかった、金柑ジャムを発見。ちなみに、右側のミラベル、という果物はフランス特産らしく、なかなか日本では食べられないそうだ。フランスで育った友人曰く、最高に美味しいらしい。今度ジャムを見つけたら買ってみようと思う。

マンゴージャム、おいしそうだなあ。

お茶に入れる用？の砂糖を発見。

パッケージがとてもかわいい。使い方がぜんぜんわからない。

帰り道、大きなユーロサインを発見！

帰りはZeil通りから、歩いて駅まで向かった。駅前にのびる道は中東系のお店が沢山並んでおり、まるでドイツ以外の場所に迷い込んでしまったようで少しどきどきした。なかでも面白かったのは、理髪店。横に長い鏡の前にお客さんがずらっと並び、その後ろにも次の人がこれまたずらっと椅子に腰掛け待っている。床は切った髪の毛でいっぱいで、きっと本場でもこういう光景なんだろうなあと思った。

フランクフルト駅は難民で混雑しているのか、と思いきや、少しも普段と変わらなかった。沢山歩いて疲れたけれど、気温が15度前後だったため過ごしやすかった。

日本に帰る前に、便利な料理道具はしっかり買って帰りたいなと思った。これからリサーチせねば。