ハイデルベルク滞在記

ドイツのハイデルベルクで半年間生活することになりました。生活の記録です。

66日目 -旅の戦利品-

今日はドイツに来てから二回目くらいの、完全ノープランな土曜日を過ごした。

昨夜は映画を見ていたらいつの間にか寝てしまっていて、起きたのは昼近く。溜まっていた洗濯物を洗濯して、干して、家の片付けをした。朝ごはんには果物とシリアルを食べて、また眠くなったので、少し寝た。

昼過ぎに起きて、チョコレートを塗ったパンを食べて、何となくダウンタウンへ行った。今日は28度の予報だったが、それでも日が当たると30度以上に感じられた。アイスラテを飲みながら川沿いをぶらぶら歩き、芝生で少し本を読んだ。お腹が空いたのでピスタチオアイスを食べながら帰路についた。途中スーパーに寄って、食品を買った。

 

溜まっていた写真の現像や、ライカのピント合わせやドイツ語の勉強をしようと思っていたのだけど、あっという間に時間が経ち、結局やろうとしていたことを1つもしないで夜になった。たくさん寝て旅行の疲れがだいぶ取れたので、まあよしとする。

 

今日は、プラハとベルリンで買ったお土産の写真をアップします。

 

チェコのキャラクターである、もぐらのクルテク(Krtek)のおもちゃ。約800円。黄金の小道で買った。クルテクの商品は、プラハのいたるところで目にする。きっと日本で言う、ハローキティ的位置づけなのだと思う。私は普段、「日本でも買えるだろう」といった理由もあって、こういった雑貨をなかなか買わない。けれどこのおもちゃは見ていると気が抜けてほっこりしたので、思わず買ってしまった。かえるの表情がお気に入り。

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こちらも黄金の小道で買ったブックマーク。1つ600円。チャームは他にもあと6種類くらいあった。小さいので、おみやげにちょうどいいかもしれない。日本に送る用に、3つ購入した。

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プラハで購入したものは以上。グラスが有名らしかったのだけど、あまり興味がなかった。他にも、お菓子はウェハースが有名らしい。私はお菓子をあまり食べたいと思わないので、結局1つも食べずに終わった。職場用のおみやげに、スーパーで売っていたウェハースを二箱買った。
 
次に、ベルリンのフリーマーケットで買ったものを。
ベルリン滞在中、土曜日の昼過ぎに、MauerPark(壁公園)のフリーマーケットに行った。会場は思っていたよりもずっとずっと広く、ものすごい人で溢れかえっていた。会場は屋台の食べ物も充実していた。お店もジュエリーや洋服、レコードなど様々で、色々な場所で演奏があったりして歩いているだけでも楽しかった。ただ、日差しを遮るものがなかったのでものすごく暑かった。
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アンティークのリトグラフ。A3サイズで25ユーロ。1860年頃のものらしい。折り目がついていたけれど、色が大好きなので買ってしまった。大の虫嫌いなのになあ。
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こちらも同じ年代のリトグラフ。A4サイズで15ユーロ。
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これらのリトグラフは、日本に帰ったら額に入れて飾りたい。このお店にはまだまだ素敵なリトグラフがたくさんありそうだったが、お客さんの数がすごいため、ゆっくり商品を見ることができなかった。
 
あとは、ピアスと腕飾り。黒いガラスのピアスが25ユーロ、青い石のピアスは15ユーロ。腕飾りは7ユーロ。とても気に入っている。
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フリーマーケットで購入したものは、この他にワンピースが2枚。それぞれ25ユーロ。フリーマーケットはついついお買い物が進んでしまうので、とても危険。
私はリュックサックを背負っていたのだけど、人が多いので前に背負って歩いた。絶対にスリも多いと思う。
 
あとは、Helmut Newton写真美術館で買ったポストカードと本。
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奥さんであるJuneの写真が、本当に綺麗だった。これも日本に帰ったら飾りたい。
 
ベルリンではその他に、Urban outfittersamerican apparelと古着屋さんで買い物した。
行った古着屋さんを覚書。
  • Garments vintage・・・質良し、単価高め。全て古着。代官山の高い古着屋よりは安い。
  • Thone Negron・・・質良し、単価高め。自社ブランドの服も売っていて、古着コーナーは少なめ。
  • Sing Blackbirds・・・ピンきり。単価は上記2つに比べて安め。
  • Made in Berlin・・・質がいいものはあまり見当たらなかった。単価安め。シカゴのような感じ。

ベルリンの古着屋をまわって、日本で私が見ていた古着は厳選されていたものなんだなと気づいた。単価は日本よりも、ベルリンの方が全然安いと思う。

私は上記のうち、Thone NegronとSing Blackbirdsで服を買った。

Thone Negronのお姉さんにどこから来たの?と言われたので日本、と答えると、日本はよく行くんだよ、とのこと。日本のケンザンは本当に素晴らしい!と言うので、ケンザン?と聞き返すと、剣山のことだった。お姉さんはお花をいけるのが趣味らしく、日本に行く度に剣山を何個も買って、友達にプレゼントする、と言っていた。

Sing Blackbirdsはこじんまりとカフェもやっていた。コーヒーのいい匂いがしたので、ジャケットを買うついでにカプチーノを頼んだ。ドイツに来てから飲んだカプチーノの中で、一番美味しかった。お姉さんは気さくでとてもいい人だった。

 

ベルリンは本当に買い物が楽しかった。けれど、ずっといたら破産すると思うので、旅行がてら行くのでちょうどよかった。フリーマーケットはまた絶対に行きたいなあ。