ハイデルベルク滞在記

ドイツのハイデルベルクで半年間生活することになりました。生活の記録です。

51日目 -ライカ MMK@フランクフルト-

今日はプリント写真をスキャナで取り込むために、いつもより早めの8時に職場へ到着した。すると職場ではイスラエル人の同僚がとっくに仕事を始めており、さっそくそのまま今日の作業の打ち合わせが始まった。どの写真をスキャンしようかな〜と呑気に通勤したため、彼のあまりにもテキパキした指示に目が覚めた。

昼時、彼は「私は7時からいるのよ。今日はヨガの後、ドイツ語のクラスがあるの。その後荷物をまとめて引越し先に運ぶのよ、もう目が回るわ。」と話していた。彼と仕事をしていると、何事においても本当によく考えて行動しているんだなあということがわかる。全ての行動が合理的で、無駄が無い。だから仕事量は誰よりも多いのだけど、実働時間が少ない。彼の業績も常人離れしている。今まで会ったことのないタイプの人なので、彼と仕事ができるだけでもドイツに来た価値があったと思う。今のところは。

 

朝スキャンができなかったので、皆が帰り始めた頃にスキャナで写真を取り込んだ。取り込んでディスプレイで確認すると、プリントでは気付かなかった光線漏れに気づいた。まあ大部分の写真は無事だったので、このまま使い続けてみる。

 

とりあえず取り込んだ写真が以下。今日は、フランクフルト現代美術館(MMK)の写真を。

 

 

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私はドイツに来るまで、ライカを手にするなんて考えたこともなかった。なので、ライカでどんなものを撮るのかについても考えたことはなかった。今回ドイツに来ることになって、知り合いの方が自分のライカを貸してくれることになった。M3だし、値段も値段だし遠慮したのだけど、ドイツ製のカメラでドイツを撮っておいで、ということで、ご好意に甘えることになった。

プリントが出来上がって見てみると、ライカで撮りたいものとデジタルで撮りたいものが、自分の中で少しはっきりしたような気がした。

Fでも私は主にカラーフィルムを使っていたのだけど、モノクロでも撮ってみたくなった。

あと、とにかくもっと撮らないとなあと思った。どの写真も、何だか全然ぼんやりしている。練習あるのみ。

 

来週、再来週と同じチームの同僚達が休暇を取得することがわかったので、急遽私も休暇をとることにした。一週間後、ウィーンとベルリンに行く予定。ウィーンはアイルランド人の同僚に激おすすめされたので行ってみる。ちなみに彼は、ウィーンに行ったことはないそうだ。ベルリンはとにかく博物館と美術館が楽しみだ。沢山写真を撮りたい。

問題は、ハイデルベルクからウィーンまでの移動がなかなか面倒くさそうだということ。現時点で値段、時間を考慮した上で最善なのは、電車(8時間)だと考えられる。でも8時間ってなあ・・・ウィーンの宿はおさえたが、ベルリンの宿はまだ予約していない。移動手段の予約もまだ。出発はちょうど一週間後。まあなんとかなるかな。

 

今夜はapple musicでおすすめされたThe Ummahのプレイリストを聞いている。やっぱり最高だなあ。こういうのをおすすめしてくれるのは嬉しい。