ハイデルベルク滞在記

ドイツのハイデルベルクで半年間生活することになりました。生活の記録です。

50日目 -ライカのプリント-

今日はライカのプリントを受け取る日ということで朝からわくわくしていた。

カメラ屋さんは18:30までしか開いていなく、私の職場からはバスで20分ほどかかる。しかも、職場近くから出発するバスも本数が少ない。ということで、18:30の閉店に間に合うためには、職場を17:30に出る必要がある。いくらドイツ人が日本人より帰宅が早いといっても、大体17:30はまだ皆がいる時間。何となくまだ気が引けるのだけど、おそらく、というか絶対、誰も何も気にしていない。

帰宅間際に同僚に呼び止められて、仕事が入りそうになったのだけど、あいにくの機器トラブルでその仕事は延期。ラッキーだった。

うきうきしてバスに乗り込んだが、頭のなかには、何も写っていなかったら悲しいなあという不安が常にあった。

日本で叔母のNikon Fを初めて使った時、フィルムの装填がうまく出来ておらず、現像に出して何も映らずに帰ってきたことが何回かあった。あれは相当悲しかった。

それ以来フィルム装填はとても慎重に行っているのだけど、今回ドイツに持ってきているライカのM3はFとは装填方法が全然違ったので、特に怖かった。

 

カメラ屋さんで現像とプリントを受け取る。カラー36枚で1本で14ユーロ。合計28ユーロを支払う。やはり高いので、現像は自分でできるようになりたいなあと思っている。

 

カメラ屋さんの後は近くのスーパーに寄って、食料品を買ってまっすぐ帰宅した。バスの中で待ちきれず、プリントを確認。よかった、何かしら写っている。

帰ってすぐにプリントを全部見なおした。フランクフルトで撮影した写真が多い。初めてライカのプリントを見て感動した。Fと全然違う。あたりまえだけど。

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見返した写真で気に入ったものは、博物館や美術館で撮影した写真だった。博物館での撮影は本当に楽しい。

プリントされた写真を見返して、美術館と博物館、あと写真の展示会があったビルで撮った写真には改善の余地があったので、撮影のためだけに戻ろうと思う。もっと色々試してみたくなった。

 

私はドイツにニコンのD750とライカのM3、オリンパスのOM-D EM5を持ってきている。大体はD750とM3の二台体制なのだけど、二台持ちだとどっち付かずになることが多いと最近感じていた。D750の日とM3の日で、一台だけ持ち歩く日を作ってみようと思う。

 

今日の晩御飯。

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色が悪いのはバルサミコ酢のせいです。

レンズ豆、麦、ネクタリン、トマト、パプリカ、モッツァレラチーズ、あと固めのチーズ。それにバルサミコ酢とオリーブオイルと胡椒をたくさんかけた。

ネクタリンはもうダメになりそうだったので多めに入れた。熟れに熟れていたので、非常に甘くて美味。モッツァレラチーズおいしい。レンズ豆、麦もプチプチしておいしい。固めのチーズは正直なくても良かった。固くて、噛むのが億劫になった。

 

今日行ったスーパーには平たい桃があったので購入。夜に行くと売り切れていることが多いのでラッキーだった。ラスト2個目だった。平たい桃の隣に、平たいネクタリンを発見。ネクタリンはまだあるのだけど、平たい桃がおいしいので、期待して購入。

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結果、平たいネクタリンは普通のネクタリンと同じ味がした。というか、普通のネクタリンの方が安いしおいしい。ということで、平たいネクタリンはもう買わない。

平たい桃は、相変わらずとても甘かった。

 

明日は朝早めに職場に行って、ライカの写真をこっそりスキャンする予定。

今夜ははじめてのボビー・ハンフリーを聞きながら寝る。至福。