46日目 -最近の食事-
今日はお昼を食べている時の会話が印象的だったので抜粋。
同僚が以前日本に出張した際の話。
彼は、アメリカに本社がある会社のエンジニアだった。かなり出来る人で、クライアントの無茶振りに答えるべく各国を飛び回っていた。日本支社にも一度、来てくれと頼まれて出張したそう。彼が日本に来て驚いた、そして苦痛だったと言っていたことが2点。
1. 名刺がないと相手にしてもらえない。
2. 自分でお酌できない。
彼はだいぶ自分を貫く人なので、スーツのたぐいは一切着ない。シャツも着ない。大体半袖に短パン。しかも名刺も持ち歩かない。日本のクライアントに名刺を差し出された際「あ、持ってきてないです」と伝えたところ、そっぽを向かれて以降相手にされなかったとのこと。それは彼の主観なので、実際相手にされなかったかどうかは不明。
っていう話をしていたら、スコットランド人のおばさんも、毎年ウィンブルドンで会う日本人の男の人に毎回名刺もらうんだけど、あれ何なのと。
名刺の渡し方、扱い方も、こちらの人から見るとだいぶ特殊なようです。
さらに、彼は会食の席でひたすらお酌されるのも不満だったよう。自分の飲みたいペースで飲めず、どうしたらやめてくれるか考えた結果、コップを逆さまに置いたらしい。「そういうゲームなんだと思った。」と本人談。
下っ端がお酌するんだよ〜というと、絶対に日本に住みたくない、と言っていた。まあ彼には合わないだろうな。
仕事を終えて20時頃帰宅。夕飯を用意して食べた。ここ最近のスマホ写真をアップします。
毎晩マリネを食べていて他に入れるものを考えていたところ、麦が思い浮かんだ。私はサラダに入っている麦が好きなので、スーパーで見つけて購入。麦は、箱のなかに予想だにしない形で梱包されていた。
袋入り・・・・
一箱4袋入り。袋には細かい穴が開いている。パッケージ裏のドイツ語をなんとなく読んで、調理してみる。
まずは、沸騰し、塩を加えたお湯に麦を袋ごと入れる。
10分放置する。
10分後・・・
おおお、かさが増している。そして、煮汁が出ている。
茹で終わったら、お湯から引き上げて、袋をはさみで切って麦を出す。
調理が非常に簡単で感動した。10分で茹で上がるのは便利。思いの外量が多く、二回に分けて食べた。麦がビネガーとオリーブオイルを吸って大変おいしい。ぷちぷちした食感がたまらない。コメはまだ食べたいと思っていないのだけど、麦はまた食べたい。
あとは、大好きないんげん豆を購入。どうやって食べようか考えていたところ、ちょうどチーズが目につく。さらにツナ缶も目についた。
いんげんを茹でて、全部混ぜてみた。味付けはまたもやビネガーとオリーブオイル。さらに、マスタードも少し加えた。このチーズは、わりとしょっぱい。グリークサラダに入っているチーズみたい。このサラダは美味しいのだけど、ブラックオリーブをいれたらもっと良くなると思った。
最近購入したジャム。アプリコットと、興味本位で買ったローズヒップジャム。
アプリコットジャム、甘い。ローズヒップジャム、もっと甘い・・・・。好みではない。もう減らない予感。
あと、最近デパートの最上階のセルフサービスのお店で食べたランチ。シュニッツェルと、ドイツのパスタと人参ソテー。
全て味が濃い。パスタ脂っぽい。シュニッツェルは硬い。でも、自炊ではとうてい作りそうにないメニューだったので、気分転換になった。気づけば、こちらに来てから一人でレストランに入っていない。特に食に対するこだわりがないので、旅行に出かけても何かを食べたいとは思わない。どこに行っても果物と酸っぱいものが食べたいとは思うけれど。ケルンに行った際も、お昼はただ単に食べやすいからという理由から、歩きながらのプレッツェルだった。
デパートで二度見したマネキンのコーディネート。
これは、ギャルがハロウィンで着るコスプレ衣装でしょうか。
商品ではなく単なるドイツっぽさアピールなのかな?と思ったら、たくさん売っていた。
ちなみに試着している女の人もいた。日本でいうと浴衣的な服なのかな?
同僚に聞いてみよう。
今日は夕飯を食べながら、何となくネットしていたら見つけた映画、ギルバート・グレープを観た。1993年の映画で、ジョニー・デップと19歳の頃のレオナルド・ディカプリオが出演している。話の内容はまあまあだし、ジョニー・デップが超絶かっこいいのは当然なんだけど、何より一番感動したのは、ディカプリオの演技だった。ディカプリオはこの映画の中で、知的障害のある少年を演じている。ウルフオブウォールストリートも彼の演技に感動したのだけど、改めて、天才なんだなあと思った。
最近出歩いていたので、今週末はハイデルベルク付近にとどまることにする。明日は、近場の写真を沢山撮りに行こうと思っている。今夜は、久々にアラームをセットせずに寝る。