ハイデルベルク滞在記

ドイツのハイデルベルクで半年間生活することになりました。生活の記録です。

29日目 -クラインマルクトハレとゼンケンベルク自然史博物館-

今日は一日普通に終わった。今週はボスが出張でいないので、みんなゆったり。

午前中は、大きい仕事が形になった同僚が焼いてきたケーキを食べたりして、19時前に帰宅。今日はダウンタウンにランニングシューズとヨガマットを買いに行った。

 

フランクフルトの写真は今日で終了。たくさん撮ったなあ。

昨日の続き。フランクフルト現代美術館→ツァイル通りでお昼→ぶらぶらしていると、市場を発見。クラインマルクトハレ、というらしい。

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二階から撮影。

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お店の人は中東系の顔立ちの人が多い。

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ハム・ソーセージであふれる。

フルーツ、ソーセージ、肉、魚、パン、パスタ、スパイス、ドライフルーツなどなど、なんでもある。スーパーで見るのとは違って見えて、どれもおいしそうだ。二階建てで、一階は主に市場、二階はちょっとした飲みスペースがあった。

 

ぐるっと回って写真を撮って、ゼンケンベルク自然史博物館へ向かった。

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道中のいい感じの広場。

ゼンケンベルク自然史博物館へは、だいたい徒歩20分ほど。だったのだが、建物の写真を撮っていたらいつの間にか行き過ぎて、30分くらい歩いた。途中の道は明らかに高級住宅街で、ゲーテ大学なども見られて結構面白かった。ちなみに建物はライカで撮影したため、ここにはまだ載せられず。早くプリントが見たい。

 

ゼンケンベルク自然史博物館は、一般で8ユーロ。思ったよりも広くない。まずは鳥類の剥製から。ガラスケースの中には剥製が淡々と並べられている。昔の博物館、という感じで個人的にはぐっときた。

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ハチドリ。素敵なディスプレイ。

哺乳類の剥製もあった。哺乳類の剥製に関しては、上野の科博のほうがある気がする。

 

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昆虫コーナーに置かれた、かっこいいバッタの置物。でかい。

その他、恐竜コーナーなどもあった。マンモスや恐竜の骨が何体もあって、どうやらそれが売りらしい。

 

帰りのバスに間に合わないので、博物館はさーっと見て、地下鉄でフランクフルト中央駅に戻った。

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中央駅周辺は、ドイツに来て初めて「あ、長居しないほうがいいな」と感じた。道端で飲んだくれている人や、見かけが明らかに貧しい人が沢山いて、雰囲気はよくない。さっさと中央駅構内に入る。

バスの出発まで余裕があったので、駅構内の書店に立ち寄る。

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ものすごい雑誌の量。しかも、日本ではわざわざ渋谷パルコとか青山ブックセンターで買っていた雑誌がある!と思ったら、この書店には、アメリカ、フランス、スペイン、ドイツ、チェコ、ロシアの雑誌が揃っているのだった。そうか、この駅にはヨーロッパ中から人が集まるんだった。

適当に本を見ていたら、なんと灰野敬二を発見。

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アメリカの雑誌だった。こんなところでお目にかかるとは・・・不意打ち。

その後は各国の料理雑誌を見たりして時間をつぶし、喉が渇いたのでジューススタンドへ。ぼけっとメニューを眺めていると、インド系の女の子が目の前に走ってきて「1ユーロください」と英語で言ってきた。いきなりのことで驚いて、無視しようとするもぐいぐいくるので思わず5セント渡してしまった。今考えると、あげるにしても少ない笑

少女は手の上の5セントを見ると「たった1ユーロでいいので」と言ってきた。なんだかめんどくさくなったので、無視してそのまま足早に去った。

ドイツは生活保護がしっかりしていて、仮にお金がなかったとしてもある程度の暮らしは保証されているはず。しかも、英語喋れるとか結構教育受けてるじゃん・・・・ということで、堂々とシカトすればよかったと後悔。

 

帰りのバスでは疲れてすぐに眠ってしまった。

フランクフルトはまだまだ見たいところがあるので、今後も何度か行くと思う。