ハイデルベルク滞在記

ドイツのハイデルベルクで半年間生活することになりました。生活の記録です。

26日目 -念願の網戸設置-

今日は仕事を終えてからが長かった。

早めに職場を出て、ダウンタウンのBAUHAUS(バウハウス)へ。

バウハウスはホームセンターで、家に関するものが売っているらしい。なるほど、ビバホームみたいなものかなと思ったら、全く同じだった。少し違うのは、だいたいのもののサイズがビバホームで見るものよりも一回り大きいこと。芝刈り機もバーベキューセットもドアも何もかも、日本で目にしたものよりも大きい。そりゃあ国土も体格も日本(人)より大きいからなあと納得した。

 

今日バウハウスに来た目的は、網戸を手に入れること。網戸というか、正しくは、窓に貼る虫除け布。店頭入口近くに網戸コーナーが設けられていた。きっと今の時期は買う人が多いのだろう。網目の大きさは何種類かあって、私は一番目が細かいものにした。花粉もブロックするそうで、これじゃあ風を通しにくいかな、と思ったけれど、他のものだと網目がやたら大きいので仕方ない。色は黒と白があり、私は黒を購入。

家に帰り、早速設置開始。窓が大きいのでバルコニーに椅子を出して、その上に乗って作業した。まずは窓枠外を拭いて、そこにマジックテープを貼る。その次に、網の布をぺたっとくっつける。・・・が、全くくっつかない。少しくっついても、すぐにぺろんとはがれてしまう。しかたがないので、予備に買っておいたマジックテープを布にも貼り、マジックテープ同士をくっつける。・・・が、これもあまりよくない。

どうにここうにもならないので、最終的にはあまったマジックテープの粘着面で網を窓枠に貼り付けた。ガムテープで貼れば一番早かったなあと思う。マジックテープのあまりもそこまで残っていなかったので、ところどころ隙間がある。

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今のところ、なんとか持ちこたえてくれている。週明けに職場から粘着テープを拝借して、隙間なく布を窓に貼ろうと思う。

私は網戸といえば、あらゆる虫をシャットアウトするものだと思っていた。しかし、この商品のあまさを見るに、きっとこの布は、ドイツ人にとって「大きな虫が入ってこなければいいや」くらいのものなんだと思った。なので、私も大きな虫が入ってこなければよしとする。

昨夜は蜂が部屋に入ってきて怖い思いをしたので、これで精神的にだいぶ楽になった。夜も窓を開けることができるので、快適に過ごすことができそうだ。

 

ドイツは、庭や窓際がお花で溢れ、素敵なお家が本当に多い。気をつかっている感じが非常によく伝わってくる。同僚にたずねたところ、ドイツ人はみな家を大切にするとのことだった。しかも、家の手入れや修繕など、何でも自分でやるのが好きらしい。バウハウスに行って、その意味がよくわかった。

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好みに合わせて替えられる便器の蓋。おそらく本体は替えないのだろうと思う。

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ペンキはあとこの5倍くらいある。

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いろんな配管がそろう。きちんと整理されている。

おそらく、このお店でまるまる1軒建てられるんだろうと思う。

 

あと、今日は排水口対策に網目の細かい排水口蓋を購入。

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台所用と、お風呂場用。

台所用(右)は、これでも目が荒いと思ったので、風呂場用の方を設置した。これで一安心。ドメストらしきものも購入したので割りとバッチリだと思う。

 

明日はフランクフルトに行く。これからカメラの準備をしたりして、行き先の計画を練る。