初の週末・観光
ハイデルベルクへやってきて早6日。
今日は初めて観光らしいことをした。
Bismarckplatzでバスを下車し、まずはMullerへ。ヨーロッパ中にあるらしい。コスメなどの生活雑貨やおもちゃが売られている。おもちゃや健康食品が多かった印象。驚いたのは、手芸コーナーの広さ。
毛糸がたくさん。いい色多し。おもちゃでは馬のおもちゃが個人的にツボだった。
次は、向かいのGALERIAへ。普通のデパートという感じ。値段もそこまで高くなく手頃。
日本で買うと一足1800円くらいする靴下。こちらだとずっと安い。
コーヒーメーカーを買いに戻ってくる予定で店を出た。
その後Saturnで延長コードを買って、大きな時計台が見えたのでそれに向かって歩く。今日はそこまで晴れていなかったけど、メインストリートにはたくさんのひと。地図も持ってこなかったし、とりあえず人の流れに沿って歩く。途中で動物愛護団体に遭遇。
牛のコスチュームを着た人が署名を集めていた。豚の乗ったトラックには大きなスクリーンがついていて、そこで屠殺の映像を延々と流していた。
メインストリートは浅草でいえば仲見世のような感じで、外れの道にはあまり店がない。数々のイタリアンジェラート屋が並ぶ。私は試さなかったけれど、おいしそうだった。途中、雑貨屋さんで必要なキッチン用品を購入。おたま、フライ返しはそれぞれ5ユーロ。正直日本だったら100均で買えるようなクオリティだったけど、食品が安いので雑貨が多少高い分には問題ない。何度も買わないしね。
少し進むと古本屋があった。中に入ると写真集コーナーがあって、ドイツ人写真家の本が沢山あった。少し座って本を眺めた。お気に入りの本を端っこにうつして、また来週末来ることを決めた。
歩いていると橋があった。どうやらメインストリートは川沿いにあったらしい。橋からの眺めは良好。そばをうろうろしていると、古城へ向かう道を発見。モノレールみたいなものでも行けるらしいが、片道9ユーロもするので行きは歩くことに。10分くらい急な道を歩くと、古城へ入れる。大人の入場料は6ユーロ。
古城は山の上にあるので、そこからはハイデルベルクの街全体を見渡すことができる。曇っていたけど、なかなかいい眺めだった。
古城は崩れかかっている箇所もあり、そこがかっこよかった。内部には薬事博物館もあったので、ついでにそこも見学。薬事博物館の入場料は無料。中世の薬の調剤室が再現されていて、いい感じの美術にしびれる。
古城内はガイドが付いていないと入れない箇所がけっこうあったので、それ以上の見学は諦めてそうそうに退散。古城レストランもあって賑わっていた。高そうだったから行かなかったけど、一度は行ってみたい。古城外周も眺めがいいので、しばらくうろうろした。
帰りはケーブルカー様の乗り物で下山。距離も短いし、正直これで9ユーロなら歩いて降りるべきだった。帰りは結構疲れていたので、冒険はせずに来た道をさっさと戻る。行きにSaturn前で見つけたインドカレー屋でカレーを食べた。向かいのお茶屋でタピオカジュースを売っていたのでパッションフルーツジュースのタピオカ入りを注文したが、生憎タピオカは売り切れとのこと。仕方なくナタデココトッピングに変更した。美味しかった。
Galeriaでさくっとコーヒーメーカーとコーヒーなどを買って帰宅。一人分のコーヒーメーカーで、39ユーロ。帰宅してさっそく使ってみると、薄めのコーヒーができた。
個人的には薄いのをがぶがぶ飲むので、全く問題ない。こちらはLavazzaが安く手に入って助かる。
今日気づいたこと
-ドイツではとにかく犬をたくさん見かける。散歩をしている人も多いし、バス・電車の中、デパート、レストラン、いたるところに犬が普通にいる。大型〜中型の雑種が多い。どの犬も人混みに動じることなく落ち着いている。街の人も、犬がいるとすれ違いざまにガンガン触ったりする。犬嫌いの人はどうするんだろう、と思ったけど、そもそも犬を嫌うという感覚がないのかもしれない。
-自転車も多い。ママチャリ・マウンテンバイク、さまざまな自転車が走っている。小さな子どもを乗せるのはハンドル前や後部座席ではなく、自転車に小さなリアカーみたいなものを接続して、それを引っ張る。まあ確かに転んでも危なくないかな。歩道や車道が狭い日本では厳しそう。
今朝は近所のスーパーで野菜やソーセージ、パスタを買ったので明日は料理でもする。少し職場にも行って仕事する予定。
ドイツの夜は長い。