ハイデルベルク滞在記

ドイツのハイデルベルクで半年間生活することになりました。生活の記録です。

東京→フランクフルト

東京からフランクフルトへはルフトハンザで。

席は三人席の真ん中。着席時、隣の窓際に座っていたおじさんと目があったのでにっこり。ドイツに何しに行くの?など少し会話。おじさんはフランクフルトからプラハに帰るらしい。

出発前の準備や飲み会で疲れていたこともあり、離陸前に寝落ち。

3時間がっつり寝て起きるとちょうどスナック菓子が配られる。ちょうど湿布くらいの大きさの袋に入った小さいクラッカーで、袋に書いてあったカロリーを何気なく見てみると、驚きの422キロカロリー。中身の満足度とカロリーが全く合致してなくて衝撃・・・

その1時間後くらいに食事。クラッカー食べたばっかりだからそんなに食べられないよ・・・

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牛肉のグーラッシュとフィンガーポテト、ポテサラ、サラミにSushi。牛肉の付け合せだった紫キャベツが少し酸っぱくて美味だった。フィンガーポテトはニョッキをさらに重くしたようなもの。全部食べられませんでした。。。

 

私の隣のおじさんはみんなよりも早く機内食を受け取っていて、受け取った際に「ベジタリアン用だからだよ」と教えてくれた。私が機内食を受け取るまで食べるのを待っていてくれて、カンパイして食事。

おじさんは休暇で日本にいる友達を訪ねていたらしい。大阪、京都、東京に行って、観光と修行をしたそう。「えっ、修行?」と聞き返すと「REIKI」の回答。レイキってまさか霊気かと思っていると、案の定「スピリチュアルパワー」との答えが。

おおお、これはまたすごい人が隣に座ったなと。霊気を高める修行をするために京都に行ってきたそう。お仕事ではなく、完璧な趣味らしい。「手のひらを出して、目を閉じて」と言われたので従うと、どうやら、私の手のひらを挟みこむようにして、腕にそわせて動かしているよう。「何かエロいことされたら嫌だなあ」と思っていたけど、そんなことは一切なく。でも数分間結構長かった・・・霊気を注入されたらしい。勝手に困る。

ベジタリアンに転向したのも霊気を高めるためで、6年前は普通に肉を食べてたらしい。けれどひたすら赤ワインとスパークリングワインを飲みまくる。酒はいいんかい。もともとはウクライナで生まれて、各国を転々として現在プラハに住んでいるらしい。東欧の人は酒が強いなあ。

正直、私は飛行機の中でも飲み屋でも知らない人に話しかけられるのがあまり好きではないので、今回もできることなら映画を見たり、寝ていたかった。機内ではセッションをみた。バードマンも見たかったな。

霊気のくだり以外は特に話もはずまず、少しだけ会話してほぼ話さず。飛行機が着陸したあとに「ヨーロッパへようこそ!」と言ってくれ、その後は「じゃ、プラハ来るなら連絡してね」で終了。スカイプアカウントと電話番号教えてくれたけど、多分一生使わない。

 

入国、荷物受け取りは特に問題なく。三人席の真ん中は、座席下のスペースが広々としていて助かった。どこに座っても即寝られるほど疲れていたので、真ん中でも全然よかった。

あ、二食目の機内食もそこそこおいしかった。機内食にありがちなべちょべちょの汁を吸ったご飯が実は嫌いじゃない。