ハイデルベルク滞在記

ドイツのハイデルベルクで半年間生活することになりました。生活の記録です。

149日目 -週末の料理-

今朝起きると、昨日からの胃もたれが多少はよくなっていたものの、やっぱりお腹のあたりが思い感じが。そして、鼻もつまっていてあまり食欲が無い。

昼食は、温野菜と春雨炒めのようなものを頑張って食べたが、いきなり食べたらだるくなって、今日は一日だらだら仕事していた。ただ、夕方近くに急に身体が軽くなり、17時過ぎから作業開始。20時近くに帰宅して、週末つくっておいた野菜スープを食べた。お酢が入っているといくらでも食べられる。

 

先週末は、体調が悪く早く回復せねば!と思って身体に良さそうなものを作ってみた。

まずは、しょうがの蜂蜜漬け。

日本の生姜だったら皮はしっかり剥かないのだけれど、こちらの生姜は皮が厚く、何しろ少ししなびていたので、豪快に皮を落とした。切ってタッパーに入れ、蜂蜜を上からかけるだけ。後は冷蔵庫で放っておく。翌朝、生姜から出た水分でシャバシャバになった蜂蜜+生姜液と生姜を紅茶に入れて飲んだ。喉が楽になる。試しに生姜をかじってみると、喉がヒリヒリした。それが気持ちよくて、美味しくないのに生姜を何個か食べた。おかげで喉がだいぶ楽になった気がする。

 

次に、レモンピール。

風邪にはビタミンCかなあという単純な想像から。前に叔母が作ってくれて美味しかったので、初めて自分で作ってみた。

参考にしたのはこちらのレシピ:

レモンピールとレモンジャム by ∞もゆ∞ [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが220万品

 

まず、レモンを縦に4つに切って、皮と実を剥がす。

レシピには手でむく、と書いてあったけれど、うまくできなかったので包丁でスーッと切り離した。当然実が少し皮に残ったが、別に気にせず進める。切った皮を細く切って、鍋に入れる。

沸騰→水を取り替える、を3回繰り返す。

 

その後、砂糖を入れて煮詰める。水分が飛んだら干す。

乾いたら砂糖をまぶして出来上がり。

何が悪かったのか、いつまで経っても乾燥しなかった。砂糖をまぶしても乾燥していないので、なんだかべちゃっとした感じ。味はまあまあなのだけれども、叔母がつくったものの方が美味しかった。気が向いたらリベンジしよう。

 

余った実は、前述のレシピ通りジャムにした。

レシピには白い部分をとって実だけを使う、と書いてあったのだけれど、横着して全部投入。りんごもすりおろさずに、小さく切って皮付きのまま投入。

水分が飛ぶまで煮詰めて、レシピよりも少なめの砂糖を足して煮詰める。途中で味見をするとあまりに酸っぱかったので、もっと砂糖を足した。

以前買ったジャムの容器に入れて出来上がり。

赤くなりました。りんごの皮の色かな。白い部分をとらなかったので、少し苦味がある。味は、限りなくピンクグレープフルーツに近い感じ。けっこう気に入っている。

 

そして、夕食用の野菜スープ。

じゃがいも、玉ねぎ、生姜、ピーマンをざく切りにして、にんにく一欠片とともに茹でる。途中でチキンブイヨンとピザ用のトマト缶を足す。さらに煮込む。適当に煮こんだら、別で茹でてあったレンズ豆と合わせて出来上がり。食べる前にバルサミコ酢をどぼどぼ。

多分、一生食べ続けられる味。

そしてこれは絶対に料理と言わない・・・

 

今週は木曜日に、ここから約2時間離れた街に出張をする予定だった。しかし先方から、水曜−金曜でホテルを取ったよ、と連絡が。ええ、日帰りじゃなかったの!?と驚き。まあ、確認してなかったのはこちらですね・・・

おかげで、大量に作ったスープをこの胃もたれの中頑張って消費しないといけなくなった。気が向いたら週末もいなよー、と言ってもらえたのは本当に有り難いのだが、食べきれるかな・・・

 

今宵は出張に向けたプレゼンの準備をする。前もってやっておけば良かった、とプレゼンの前はいつも思う。大丈夫、あと90時間くらいあるから・・・という罠。ブログ更新は気分転換だからいいのだ、と自分を騙している。

148日目 -同僚宅でmovie night-

大部分を書いた頃にgoogle photoの貼り付けがエラーを起こし、また1から書き直し。暇だからいいんだ・・・

 

昨晩は、20時から同僚宅でmovie nightがあった。手土産、というほどのものでもないけれど、ちょっと高めのポテトチップス二袋と白ぶどうやイチゴ、アップルジュースを持って向かった。お家に着くと、イタリア人の同僚と、同僚のイタリア人の奥さんが出迎えてくれた。奥さんはディナーの準備真っ最中。手土産を渡すと「日本人はいつもフルーツを持ってきてくれるんだよね!」と喜んでもらえた。

他の同僚たちも既に到着していて、みんなでリビングルームで立ち話。イタリア人同僚がビールとカナッペを持ってきてくれたので、みんなで早めの乾杯。カナッペは、小さく正方形に切られた食パンの上に、クリームチーズとサーモン、マヨネーズとエビが乗せられたもの。シンプルだけれども間違いのない美味しさ。

つまみながらあれこれ話していると、イタリア人の同僚が、パスタはこれでいい?とペンネの箱を持って確認してきた。もちろん!とみんなで返答。どうやらイタリアでは、それぞれにパスタの好みがあって、特定の種類を食べない人もいるそう。なので、パーティーの際にはいちいち事前にこのパスタでいいか、と確認をするものなのだそう。種類が多いと大変だなあ。

 

そのうちに、ディナーの準備が整ったとダイニングテーブルに呼ばれた。

テーブルの上は、お客さん用のテーブルクロスにお皿、お花にワインのデカンタ、ワイングラスと質素ながらもきちんとセッティングされていた。もてなされているのが伝わってきて、とても感激した。我が家には来客用セットなんて何もないけれども、ちょっと欲しくなってしまった。まあ、収納場所がないか・・・

本日のディナーは、トマトクリームとベーコンのペンネ

奥さんは、パスタしかなくてごめんね、としきりに謝っていた。しかし、こちらとしてはそもそもmovie nightだし、ディナーがあることも知らなかったのでむしろ悪かったなあと思った。

ワインはデカンタに入れて出された。デカンタに入っているなんて、見慣れなくておしゃれに感じた。

このソースは、にんにく、玉ねぎ、セロリを炒めてトマトソースを入れ、ハンドブレンダーにかけたあとにクリームを合わせたものらしい。ベーコンはその後に投入だそう。見た目よりもずっと手間がかかっていて感激しました・・・味はもちろん、とっても美味しかった。

 

みんなであれこれ会話し、あっという間に時間は22時に。リビングに移動して映画を見た。

今回見た映画は「Avalanche Sharks (雪崩サメ)」。私の職場ではB級サメ映画が流行っていて、これまでにSharknadosや、Sharktopusを見たそう。私が参加した以前のmovie nightでは、Sand Sharksを見た。結果は・・・まあ、Sand Sharksの方がプロットが良かったね、と。笑えるポイントもあり、げらげら笑って終了。

映画の最中も、同僚はみんなの飲み物の量に気を配ったり、ポップコーンをレンジでぱちぱちしに行ったりして、完璧なホスト具合に感激した。

 

映画の後には、同僚がイタリアのクリスマスのお菓子を持ってきた。

パンドーロ、というケーキらしい。

私もよく行くスーパーで、このお菓子が山積みにされているのを見た。イタリアのお菓子だったとは知らなかった。

 

この箱の中には、ビニールに包まれたケーキと、粉砂糖が入っている。この粉砂糖が欠かせないんだよ、と同僚は言って、相当大きな袋に入っている粉砂糖をケーキのビニール袋の中に入れた。その後、粉砂糖がケーキの全体にしっかり付くように、袋を揺すって居た。

粉砂糖がしっかり付いたら、縦に切り分ける。

おお、甘そうだな・・・と思っていると、同僚は切ったケーキにnutellaを塗りだした。え、もっと甘くするの・・・・

 

そして、まさかの一人一切れ。

味は、生地がブリオッシュのようで、思ったよりも軽い。美味しい。とはいえ、粉砂糖とnutellaでものすごく甘い。これはきっと空腹時に食べたらたまらなく美味しいのだろうけど、大量のペンネとチップスを食べていた私にはちょっときつかった。

 

その後、イタリア人同僚はウォッカとコニャックをロシア人同僚に勧めた。もちろん!と言って、ウォッカとコニャック大会の開始。ロシア人は本当にお酒が強い。

ロシア人いわく、ウォッカは味や香りを楽しむものではなく、酔うために飲むものだそう。ウォッカをぐいっと飲んだ直後に、ピクルスや黒パンをかじるのが一番いいんだよ、と教わった。ウォッカなんて、もう若くないので飲めない・・・

 

ロシア人、アメリカ人、イタリア人と、アメリカの大統領選の話や、ロシアの選挙の話、日本の文字の話などをした。イタリア人の奥さんはアクビを連発して明らかに疲れているのだけれども、気にせず話続けるロシア人達。時間はすでに1時近かった。

やっとみんなが飲み終わって、パーティーはお開きに。

私はいつも後片付けまで手伝いたくなるのだけれども、こっちの人たちはさくっと帰る。ああ、この後片付けるの大変そうだなあと思ったが、私もみんなに習ってさくっと帰ることにした。自分がパーティーをしたら、こうありたいなと思った。

 

普段飲まないお酒を沢山飲んだために、帰宅後はベッドで気絶した。今日の朝はこれまでにないほどの胃もたれ。昨日の夜は、明らかに食べ過ぎた。おかげで今日は、紅茶と珈琲、頑張ってもリンゴ1つしか食べられなかった。ヨガをしっかりしたのだけれど、胃もたれは改善されず・・・・

明日起きた時、この胃もたれが解消されていることを願う。

147日目 -養生の日-

今日は体調を整える養生の日、と決めて一日家に居た。昨晩は早めに就寝したので朝早く目が覚め、身体にいいものをつくろうと細々料理していた。

 

夫とスカイプしていたらいつの間にか夕方近くになり、今晩同僚の家に持っていく果物とお菓子、飲み物を買いに、近所のスーパーまで行った。いつもはバスで行くのだが、雨上がりの空がきれいだったので、カメラを持って歩いて行く事にした。

ちょっと暗かったかな。でも、怪しい感じになってよかったかもしれない。

 

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ぶどう畑の葉っぱはすっかり黄色くなり、散り始めていた。バスから見渡すと、斜面が一面黄色できれいだ。

 

家のバルコニーの眺めも、夏の頃とは全く違うものになった。

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ちょっと前までは黄色かった葉っぱが、いまは赤くなりはじめている。

あっという間に葉が落ちて、冬になるんだろうなあ。そうして私がいるのもあと一ヶ月と少し。月日が立つのは本当に早い。

 

今はクリスマスマーケットだけが楽しみ。さて、これから同僚宅に映画を見に出かける。

146日目 -先週のフランクフルト回想-

昨晩は喉に違和感、程度だったのだが、今朝起きたらつばも飲み込めないほどの痛みに変わっていた。しかも、昨晩栄養をつけるために食べまくって寝たこともあり、ひどい胃もたれ。後悔しながら遅めに出勤した。幸い、咽頭痛以外の症状はない。職場でのど飴と、ジンジャーオレンジのお茶を飲んだ。こののど飴なのだが、情け容赦なく喉にビシバシくる。

お茶を飲んだせいもあってか、だいぶ咽頭痛がマシになった。今日は007を見に行く予定が中止になり、体調の悪い私にとってはちょうど良かった。明日は同僚宅で映画の上映会があるので、それまでには全快したい。

 

今日は、先週末に行ったフランクフルトのことを。

夫と話をしている中で、何だか建築関係の本が見たくなり、急遽大きな本屋に行ってみたくなった。私は大型書店が大好きで、特に東京だと新宿の紀伊国屋ジュンク堂が好き(だった)。フランクフルトで大きな本屋を検索したところ、Hugendubel Bookshopがヒット。

とりあえずここに行って、後は適当に回ろうと思った。今回は遅めの正午ごろにハイデルベルクをバスで出発。まずは、まっすぐ書店へ。書店は、Hauptwache駅のすぐそばにある。

店内は地下一階から三階まである。中央部分が吹き抜けになっていて、地下にはちょっとしたカフェもある。

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各フロアにソファが設置してあって、座って読める。店内にはfree WiFiがあるのでとても助かった。紀伊国屋と比較すると、全然小さな印象。

建築関係の本もそれほど種類がなく、各フロアーをさっと眺めた。料理本はいつ眺めても楽しい(作る作らないは別として)。あと、地下一階の児童書コーナーが面白かった。見慣れた絵だな、と思って手にとって見ると、いわむらかずおさんの14ひきのシリーズ (ねずみの一家の絵本)がドイツ語に翻訳されていた。

 

何も買わずに本屋を出て、何店かぶらぶらした後にGaleria Kauhofへ。

ここのところ料理欲が高まっていて、勢いでケーキの型と、計量カップ、それにすりおろし器を買ってしまった。すりおろし器は母にも送ったもの。手にとって見たところ、ものすごく握りやすかった。この太さがちょうどいい感じ。ケーキの型は、エンゼル型にもなる18cmの丸型。ドイツでは上のほうに模様がついたエンゼル風の型で焼かれたケーキを見ることが多く、帰国したらこれで焼きたいなあと思って購入。調べてみたところ、日本でもそこまで値段が変わらず買えるようだった。時すでに遅し・・・

 

その後、デパート内をぷらぷら。店内はすっかりクリスマスムードだった。

食器売場

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ベッドルーム用品

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クリスマス用のかわいいキャンドル立て。

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シュタイフもクリスマス用の大きな熊を置いていた。

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お人形。けっこうかわいい。

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あとは、気になった商品を。

色が何種類もあってとてもかわいかった。これが無理なく置ける家に住めたらな・・・

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祖母に買っていってあげたいと思ったキャリー。車輪も大きくしっかりしているので使いやすそう。ただ、これだと日本では大きすぎるかなあ。

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ぶらっと見た後は、ケーキを食べて休憩。

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いちごのヨーグルトムースとチョコレートスポンジ。一番下がパイ生地でおいしい。上にはチョコのツブツブやナッツが乗っていて嬉しい。3.75ユーロでした。高めかなあ。まあ、大きかったのでよしとする。

デパートのクリスマスウィンドウディスプレイ。

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デパートを出て、何となく、地球の歩き方に載っていたマヌファクトゥムというお店へ行った。どうやらインテリアショップらしい、とのこと。結果・・・もっと早く行けばよかったー!インテリアにかぎらず、洋服や小物、家具、食器を売っているのだけれども、どれも本当におしゃれ。でも値段は高い。ただ、物がすごくすごくいいんだよなあ・・・・

私は今の財布をもう10年使っていて、そろそろ交換を考えていたのだけれどもイマイチ気に入るものが無かった。でも、けっこういいなーと思ったものを見つけたので、来週再度フランクフルトに行って手にとってみる予定。(今回はバスの時間が迫っていて、ぐるっと店内を回って終わってしまったのだ。) 

 

 帰りに見たAlt Opera.

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この写真では街灯と被ってしまっているのだけれど、プロの演奏家が演奏していて、とても素敵だった。

帰りのバスの時間には何とか間に合ったものの、バスが待てど暮らせど来ない。結局、バスは出発予定時刻よりも40分遅れでやってきた。でも、まあ5ユーロだし、安いってそういうことだよなあ。寒かったので大変だった。

 

今日は早めに帰ってきて、生姜を切ってはちみつに漬けた。明日の朝の紅茶に入れる予定。今から楽しみ。

 

145日目 -にんじんツナサラダと大根トマトスープ-

本日は久々に暖かく、18度くらいまで気温が上がった。日中はパーカーを着て外に出てもぽかぽかとしていて、外でランチの人も大勢いた。

久々に一人昼食。チキンとクスクスのオーブン焼きに、いんげんサラダとフライドポテト。 

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クスクスにはオニオンとオリーブ、パクチーが入っていて、とても美味しい。チキンと一緒に食べると最高。最近はフライドポテト欲が高まっていたので、今日メニューにあってラッキーだった。

 

またまた、最近の自炊を。

まずは大根トマトスープ。先日カッテージチーズを作った際に余ったホエーで、スープでも作るか、と具材を買いに出かけた。スーパーに行ったのが20時近かったため、欲しかったセロリやズッキーニが売っていなかった。うーん、と悩んでいた時目についたのが大根。これに人参で根菜スープでもいいかと思い、勢いで購入。

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それぞれの具材を一口大に切り、小口ネギをざく切りにしてホエー+水の中に投入。適当に火にかけて、チキンブイヨンを適量入れる。その後でトマト缶を入れ、沸騰してしばらくしたら出来上がり。食べる前に、オリーブオイルとバルサミコ酢を回し入れる。これで酸っぱいスープの完成。

 

ついでに別で茹でておいたレンズ豆も入れました。塩コショウは少しした方がいいかなーと思ったけれど、全然必要なかった。

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これまでスープを作る時は具材をオリーブオイルとにんにくで炒めてから水やトマト缶を足していたのだけれど、簡単なので今後は炒めずに直接茹で→オリーブオイル投入にする。この調理だと狭い部屋がにんにく臭くならずに良い。私はお酢を飲むくらい酸っぱいものが好きなので、これは最高のスープだった。

 

余った人参と小口ネギで、サラダ作り。

にんじんは千切りに、小口ネギは細かく切る。切ったらツナ缶を投入。その後、粒マスタードとバルサミコ酢、オリーブオイルちょっとで完成。翌日のほうが、人参がくたっとして美味しい。

 1日目

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2日目

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これは日本でも、人参と玉ねぎとツナで作ったことのある料理。人参と玉ねぎを切ってレンジにかけると味が染み込みやすくなるかも。

 

明日は同僚と007を見に行く予定。そして土曜日の夜も、同僚宅で映画の上映会があるかも、とのこと。なんだかさっきから喉が痛くなってきた。周りの同僚たちはみーんな風邪をひいているので、とても嫌な予感。

今週末はゆっくりすることに決定・・・

144日目 -ホフブロイハウスとラッツケラー@ミュンヘン-

ここのところずっと霧がかっていた空が、今日はようやくすっきり晴れ渡った。しかし気温は相変わらず低い。それでもドイツ人はとても嬉しいようで、気温10℃の中、ジャケットも羽織らず外で昼食を摂る人たちがいた。それをクレイジー、と眺めるイタリア人の同僚。私もクレイジーだと思う。

窓から差し込む光が暖かく、晴れているのも悪くない。しかし、私はやっぱり霧がかっている方が好きかもしれない。見るもの全てが柔らかく見えるし、何よりちょっと不思議な感じがするので、歩いていて楽しいのだ。まあそれもきっと、私が霧のかからない場所で生まれ育ったからだと思うのだけれど。

 

今日は、ミュンヘン観光で訪れた有名ビアホールであるホフブロイハウスと、新市庁舎内にあるレストラン、ラーツケラーの話を。どちらも地球の歩き方に載っています。

 

ホフブロイハウスには、土曜の20時過ぎに行った。シュトゥットガルトで会った先輩は、金曜の19時頃行ったら空席を見つけられなかったそうだ。ホフブロイハウスは16世紀ごろからあるミュンヘンの超有名ビアホール。席は基本相席で、自分で三階建ての広い店内をぐるぐる歩いて空いている席を探す。常連席や予約席は札が置いていあったりするので、そこには座れない。

入り口付近の1階の様子。

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2階。ステージもあり、体育館のような広さ。ホフブロイハウスは、3000人ほど収容できるらしい。この写真は、ステージ上のちょっとしたロフトから撮った。かつてはここでドイツ労働者党の決起集会が開かれ、このロフトからヒトラーが演説したそうだ。

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突然立って大声で歌い出すお客さんたち。店内は楽器が演奏されていたり、大声で歌い出す人たちがいたりして、とてもとても賑やか。

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1階から3階までを歩いても空席が見つけられず、1階をもう一周してやっと隅っこに空いている席があるのを発見。ドイツ人とペルー人カップルと相席させてもらった。まずは、ビールを注文。

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ビール、と注文すると運ばれてくるのは、マスと呼ばれる1リットルジョッキに入ったビール。私は普段お酒を全然飲まず、特にお酒の味も好きではないのだが、ビールだけは飲もうと思えば飲める。このジョッキ8割くらいは飲んだかな。

 

料理の写真を撮り忘れたのだけど、注文したのはローストポークと、ポークの太い骨付き肉。それに、ミュンヘン名物ヴァイスヴルスト。後日同僚にこの話をしたら、夕飯でヴァイスヴルストを食べるなんて邪道だ!と言われた(ヴァイスヴルストは朝食として出る)。どれも美味しかったけれど、ここは基本雰囲気を楽しむ場所なのだと思う。

勝手に座っていても、店員さんが忙しく動き回っているので、比較的注文はしやすい。まずはビールが運ばれてきて、あまりに重いので両手でジョッキを持って呑んだりしていると、民族衣装を来たお姉さんがプレッツェルを売りに来たりする。こちらのウェイトレスさんは、1リットルジョッキを片手に二、三個持って店内を動き回っていたりする。信じられないくらいたくましい。

 

二日目の昼食は、ラーツケラーという新市庁舎の地下にあるレストランへ。

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ここはワインが美味しいそうなのだが、ワインは飲めないので注文しなかった。一人で来ているお年寄りもいたりして、なんだかとても老舗の雰囲気。前日のホフブロイハウスと比べると、ずっとずっと落ち着いている。

ここでも料理の写真を撮り忘れた。サラダとローストポークを食べました。普通に美味しかった。値段は高め。まあ、落ち着いてゆっくりするにはいい場所だと思う。

 

食・文化・自然が素晴らしいミュンヘン。戻ってくるなら、ここかなあ。スイスも近いし。暮らすならベルリンだけれど、観光にはミュンヘンがいいと思った。

143日目 -かぼちゃサラダとかぼちゃまん(失敗)-

ここ数日体調が優れず、昨晩はなんと20時にベッドで気絶。窓を開けたまま寝てしまったため、寒くて2時ごろ起きたものの、ちゃんと布団をかけて横になったらそのまま6時半まで眠ってしまった。よく寝たためか、今日はそこそこ調子が良かった。ここ最近にしてはちょっと遅くまで仕事をして、20時頃帰宅。

最近は特に気温が下がっているように感じる。今朝は2度で、明け方は氷点下にまで気温が下がったらしい。窓を開けて寝ていて寒かったわけだ。

 

先週スーパーマーケットでかわいいかぼちゃを見かけ、特に何か作りたいわけではなかったのだけれど買ってしまった。

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さてこのかぼちゃをどうしよう、と思いネットでレシピを検索。かぼちゃあんを包んだかぼちゃまんなんて美味しそうだなあと思った。といってもこちらであんこは売っていないし、そもそも私はあんこが好きではないし。中に包む具は、かぼちゃとチーズとレーズンのちょっと甘いのがいいなあと思った。東京にいた時も、かぼちゃとクリームチーズとレーズンのサラダは作ったことがある。けれど、今回はなんとなくカッテージチーズでやってみようと思い、カッテージチーズから作ることにした。

私はカッテージチーズが大好きだけれど、東京で買うとやたら高い。この間ネットでたまたま自分で作るレシピを発見したので、ただ単に作ってみたかっただけ、というのもある。

 

レシピはこちらを参考にしました→

クリーミーソフト✲手作りカッテージチーズ by ラ・ランド [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが220万品

 

3.8%の牛乳1リットルを鍋で温める。

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レシピには60℃とあるのだけれど、温度計もないので、3秒ほど触っていられるくらいだろうなと勝手に設定。温まったら熱から下ろして、レモン汁1個分を加える。レモン汁を入れてかきまわすと、みるみるうちに牛乳が分離した。

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そのまま20分ほど放置して、キッチンペーパーをしいたざるで漉す。

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濾したらぎゅっと絞って、完了。

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翌日の方が固まっていた。ホエーは後日スープに使おうと小さめの鍋に移して保存。

出来上がったカッテージチーズを食べてみると、レモンの酸味が残っていて、味はまるで脂肪分のないヨーグルト。結構いける。本当は塩を加えるとレシピに書いてあったのだけど、加え忘れた。とはいえ料理に加えて食べる予定なので、別に塩気がなくても問題なし。

 

次に、かぼちゃを茹でて潰す。

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潰したかぼちゃにカッテージチーズを混ぜ、レーズンを加える。

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適当に塩を加える。かぼちゃが思ったよりも全然甘くなかったので、砂糖を投入。味は、普通にかぼちゃサラダの味。このかぼちゃは、日本で売っているものよりも繊維質が多くホクホク感があまりない感じがする。

 

そして、このサラダを包む皮づくり。レシピはこちらを見ました→

レーズンとチーズ入りスイートポテトまん by しほほ [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが220万品

全粒粉に塩,砂糖とベーキングパウダー、オリーブオイルを加える。水の代わりにホエーを加える。先日フランクフルトで計量カップを買い、粉の量は計ったのにホエーの量を適当に加えてしまった。そのためか、生地がなんとも不穏な雰囲気に。

ほぼヤケクソでかぼちゃサラダを包む。現在の滞在先には蒸し器がないので、鍋に水を少し入れ、ティーカップを逆さにして置いて、その上にお皿を乗っけて簡易蒸し器とした。

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蒸すこと15分ほどで蓋を恐る恐る開けてみる。うーん、見た目は完璧にパン。全粒粉でやったからなあ。

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味は、かぼちゃサラダは美味しいものの、皮は固くてそこまでおいしくなかった。けれどももったいないので、頑張って全部食べた。余った皮でかぼちゃサラダを包んで、冷凍した。これは後日、フライパンで焼いてみて食べる予定。

 

肉まんの皮は、いつかリベンジしたいなあ。かぼちゃサラダカッテージチーズもまだまだ余っているので、頑張ってもりもり食べなければ・・・